特許
J-GLOBAL ID:201403016883655400

光触媒体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 日向寺 雅彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-002899
公開番号(公開出願番号):特開2013-078766
特許番号:特許第5608763号
出願日: 2013年01月10日
公開日(公表日): 2013年05月02日
請求項(抜粋):
【請求項1】 酸化タングステン微粒子および酸化タングステン複合材微粒子から選ばれる少なくとも1種の微粒子と、溶媒と、を含む光触媒分散体を生成する工程と、 前記光触媒分散体を基体の表面に付着させる工程と、 前記付着させた前記光触媒分散体を乾燥させることで前記基体の表面に光触媒を形成する工程と、 を有した光触媒体の製造方法であって、 イオン添加剤として、無機アルカリ、および有機アルカリの少なくともいずれかを用い、 前記光触媒分散体を生成する工程において、前記光触媒分散体の水素イオン指数がpH7.1以下となるように前記イオン添加剤により調整し、 前記基体の表面に光触媒を形成する工程において、110°C以上500°C以下に加熱すること、または大気圧よりも減圧された雰囲気におくこと、の内の少なくとも1つを満たす条件により、前記付着させた前記光触媒分散体を乾燥させ、 前記形成された光触媒体が、以下の(I)ないし(IV)のうちの少なくとも1つの条件を満たすように、前記水素イオン指数、前記イオン添加剤の種類、および前記乾燥の条件を制御すること、を特徴とする光触媒体の製造方法。 (I)前記光触媒体の表面を赤外分光法により分析した場合に、波数が3450cm-1における吸収強度の、波数が1037cm-1近傍における吸収のピーク強度に対する比が2.5以下となる。 (II)前記光触媒体の表面を赤外分光法により分析した場合に、波数が1500cm-1以上1700cm-1以下の範囲における吸収の最大ピーク強度の、波数が1037cm-1近傍における吸収のピーク強度に対する比が0.7以下となる。 (III)前記光触媒体の表面を近赤外分光法により分析した場合に、波数が5000cm-1以上5400cm-1以下の範囲における吸収ピークを有していない、または、吸収の最大ピーク強度の、波数が5250cm-1における吸収強度に対する比が1.7以下となる。 (IV)前記光触媒体の表面を赤外分光法により分析した場合に、波数が3690cm-1近傍における吸収のピーク強度の、波数が1037cm-1近傍における吸収のピーク強度に対する比が0.01以上となる。
IPC (4件):
B01J 23/30 ( 200 6.01) ,  B01J 35/02 ( 200 6.01) ,  B01J 37/08 ( 200 6.01) ,  C01G 41/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
B01J 23/30 M ,  B01J 35/02 J ,  B01J 37/08 ,  C01G 41/02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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