特許
J-GLOBAL ID:201403017027501295

複合滑り軸受の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 直也 ,  鎌田 文二 ,  中谷 弥一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-087206
公開番号(公開出願番号):特開2014-134290
出願日: 2014年04月21日
公開日(公表日): 2014年07月24日
要約:
【課題】焼結金属を基材として合成樹脂の軸受層を有して精密な安定した回転トルクを得ることが可能な滑り軸受とすることであり、例えばルームエアコン用コンプレッサやカーエアコン用コンプレッサの回転軸、自動車や建設機械などのトランスミッションなどのように比較的大きなラジアル荷重やアキシャル荷重を受ける滑り軸受として使用可能な高精度の滑り軸受とすることである。【解決手段】円筒状の滑り軸受の焼結金属製の基材1の内径面側に重ねて樹脂層2を一体に設け、この樹脂層2は芳香族ポリエーテルケトン系樹脂に繊維状充填材を配合した樹脂組成物からなり、繊維状充填剤3は、繊維の長さ方向を軸受の回転方向に対して45〜90度に交差するように配向させて樹脂層に分散させ、この樹脂層2は層厚0.1〜0.7mmに設けた複合滑り軸受とする。繊維の両端のエッジによる相手材の摩耗損傷が軽減され、摩擦係数が安定する。これにより、焼結金属を基材1として合成樹脂の軸受層2を有して精密な安定した回転トルクを得ることが可能な複合滑り軸受となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
滑り軸受の焼結金属製基材に重ねて樹脂層を一体に設け、この樹脂層は芳香族ポリエーテルケトン系樹脂に繊維状充填材を分散状態に配合した樹脂組成物からなり、前記繊維状充填剤は、繊維の長さ方向を軸受の回転方向に対して45〜90度に交差するように配向させ、前記樹脂層を層厚0.1〜0.7mmに設けたことを特徴とする複合滑り軸受。
IPC (3件):
F16C 33/20 ,  F16C 17/02 ,  F16C 17/04
FI (3件):
F16C33/20 A ,  F16C17/02 Z ,  F16C17/04 Z
Fターム (15件):
3J011BA02 ,  3J011BA08 ,  3J011CA05 ,  3J011DA01 ,  3J011DA02 ,  3J011KA02 ,  3J011KA03 ,  3J011MA02 ,  3J011PA02 ,  3J011QA02 ,  3J011QA05 ,  3J011SA05 ,  3J011SC01 ,  3J011SC05 ,  3J011SE02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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