特許
J-GLOBAL ID:201403017098763118
金属粉末の製造方法、及び金属粉末
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-288941
公開番号(公開出願番号):特開2014-129586
出願日: 2012年12月28日
公開日(公表日): 2014年07月10日
要約:
【課題】ナノオーダーの金属粉末を生産性よく製造可能な金属粉末の製造方法、及び金属粉末を提供する。【解決手段】実質的に単一の金属元素からなる原料金属粉と、カルボン酸溶液と、遊離炭酸発生源とを混合して、上記原料金属粉を上記カルボン酸溶液中で溶解して前駆体溶液を作製する。上記前駆体溶液を乾燥すると共に炭酸成分を除去して乾燥体を得る。上記乾燥体に熱処理を施して、上記乾燥体中の有機成分を除去して金属酸化物の粉末を作製する。上記金属酸化物の粉末に還元処理を施して、上記原料金属粉よりも微細な金属の粉末を作製する。カルボン酸溶液中に遊離炭酸を存在させることで、遊離炭酸が存在しない場合と比べて、カルボン酸による金属の溶解反応性を高められると共に炭酸との結合反応性を高められ、炭酸金属錯体を安定して形成できるため、製造工程が複雑な原料や特殊な設備を用いることなく、ナノオーダーの金属粉末を生産性よく製造できる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
実質的に単一の金属元素からなる原料金属粉と、カルボン酸溶液と、遊離炭酸発生源とを混合して、前記原料金属粉を前記カルボン酸溶液中で溶解して前駆体溶液を作製する溶液作製工程と、
前記前駆体溶液を乾燥すると共に炭酸成分を除去して乾燥体を得る乾燥工程と、
前記乾燥体に熱処理を施して、前記乾燥体中の有機成分を除去して金属酸化物の粉末を作製する分離工程と、
前記金属酸化物の粉末に還元処理を施して、前記原料金属粉よりも微細な金属の粉末を作製する還元工程とを具える金属粉末の製造方法。
IPC (1件):
FI (3件):
B22F9/22 G
, B22F9/22 F
, B22F9/22 Z
Fターム (18件):
4K017AA03
, 4K017BA01
, 4K017BA03
, 4K017BA04
, 4K017BA05
, 4K017BA06
, 4K017BA10
, 4K017BB05
, 4K017CA07
, 4K017CA08
, 4K017DA01
, 4K017DA03
, 4K017DA04
, 4K017DA07
, 4K017DA09
, 4K017EH01
, 4K017EH18
, 4K017FB06
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