軟骨細胞分化培地および細胞の軟骨細胞分化を誘導するための方法

発明者： , , , , , ,
出願人/特許権者： , ,
代理人 (2件)：伊藤克博 , 小野暁子
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-558457
公開番号（公開出願番号）：特表2014-509517
出願日： 2012年03月16日
公開日（公表日）： 2014年04月21日
要約：

本発明は、軟骨形成増殖因子および深海熱水環境由来の中温性海洋細菌から分泌された海産天然菌体外多糖(EPS)の低分子量硫酸化多糖誘導体を含む軟骨細胞分化培地を提供する。本発明は、多能性(pluripotent)細胞または多分化能性(multipotent)細胞において軟骨細胞分化を誘導するための方法、そのような方法によって得られた軟骨組織、およびそのような軟骨組織の治療目的の使用に関する。

請求項（抜粋）：

-形質転換増殖因子β、骨形成タンパク質およびこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1つの軟骨形成増殖因子、ならびに -深海熱水環境由来の中温性海洋細菌から分泌された海産天然菌体外多糖(EPS)の低分子量硫酸化多糖誘導体を含む軟骨細胞分化培地であって、前記誘導体は次のステップ: (a)5,000から100,000g/モルの分子量を有する脱重合誘導体を得るための前記天然EPSのフリーラジカル脱重合からなるステップ、 (b)硫酸化多糖誘導体の総重量に対して重量で10%から45%の間の硫酸基置換度を有する硫酸化多糖誘導体を得るために十分な量の少なくとも1つの硫酸化剤を前記脱重合誘導体に添加するステップを含む、脱重合誘導体の硫酸化からなる後続ステップを含む工程によって得ることができる、軟骨細胞分化培地。

IPC (5件)：

C12N 5/071 , A61K 35/32 , A61K 35/12 , A61P 19/02 , A61L 27/00

FI (5件)：

C12N5/00 202A , A61K35/32 , A61K35/12 , A61P19/02 , A61L27/00 G

Fターム (30件)：

4B063QA01 , 4B063QA17 , 4B063QQ52 , 4B063QR62 , 4B063QS25 , 4B064AF11 , 4B064CA02 , 4B064DA01 , 4B065AA90X , 4B065AA93X , 4B065BB02 , 4B065BB03 , 4B065BB08 , 4B065BB11 , 4B065BB12 , 4B065BB18 , 4B065BB19 , 4B065BB25 , 4B065BB37 , 4B065BC03 , 4B065BC07 , 4C081AB02 , 4C081CD34 , 4C087AA01 , 4C087AA02 , 4C087BB63 , 4C087BB64 , 4C087MA65 , 4C087NA14 , 4C087ZA96

引用特許：

審査官引用 (2件)

軟骨分化培養法
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-185016 出願人：武田薬品工業株式会社
中温性海洋細菌由来のエクソポリサッカリド(EPS)の硫酸化脱重合誘導体、その調製方法、及び組織再生におけるその使用
公報種別：公表公報出願番号：特願2007-515984 出願人：アンスティテュ・フランセ・ドゥ・レシェルシェ・プール・レクスプローテシオン・ドゥ・ラ・メール(イエフエルウメール), ユニヴェルシテ・ルネ・デカルト・パリ・サンク

引用文献：

審査官引用 (2件)

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