特許
J-GLOBAL ID:201403017606199533

微多孔性フィルムとその製造方法、及びそれを用いた包装体用蓋材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-254036
公開番号(公開出願番号):特開2014-101445
出願日: 2012年11月20日
公開日(公表日): 2014年06月05日
要約:
【課題】滅菌処理等に必要とされる高度な水蒸気透過性を有する連通孔を均一に有し、かつ注射針やカテーテルなどを包装するのに十分な突刺し強度を有する医療用ブリスター包装等の包装体に有用な、微多孔性フィルムを提供する。【解決手段】ポリプロピレン系樹脂にポリオレフィン・ポリスチレン系エラストマーを含有する熱可塑性樹脂組成物であり、ポリプロピレン樹脂を含む海部と、ポリオレフィン・ポリスチレン系エラストマーを含む島部とからなる海島構造の微多孔性フィルムであって、リオレフィン・ポリスチレン系エラストマーのメルトフローレートが1.0g/10分以下であり、海部と島部の界面、及び、前記海部中に孔部が形成された微多孔性フィルムであり、厚みが50μm以上500μm以下、透気度が20秒/100cc以上200秒/100cc以下であり、二軸方向に延伸されてなることを特徴とする微多孔性フィルム。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ポリプロピレン系樹脂100質量部に対し、ポリオレフィン・ポリスチレン系エラストマー25〜75質量部を含有する熱可塑性樹脂組成物にて形成され、前記ポリプロピレン樹脂を主成分として含む海部と、前記ポリオレフィン・ポリスチレン系エラストマーを主成分として含む島部とからなる海島構造を有する微多孔性フィルムであって、 前記ポリオレフィン・ポリスチレン系エラストマーの230°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレートが1.0g/10分以下であり、 前記海部と前記島部の界面、及び、前記海部中に孔部が形成された微多孔性フィルムであり、厚みが50μm以上500μm以下、透気度が20秒/100cc以上200秒/100cc以下であり、 二軸方向に延伸されてなることを特徴とする微多孔性フィルム。
IPC (3件):
C08J 9/00 ,  C08L 23/10 ,  C08L 53/02
FI (3件):
C08J9/00 A ,  C08L23/10 ,  C08L53/02
Fターム (19件):
4F074AA13 ,  4F074AA17 ,  4F074AA24 ,  4F074AA25 ,  4F074AA32 ,  4F074AB05 ,  4F074AC30 ,  4F074CA04 ,  4F074CA05 ,  4F074CA06 ,  4F074DA02 ,  4F074DA08 ,  4F074DA10 ,  4F074DA23 ,  4F074DA24 ,  4F074DA53 ,  4J002BB121 ,  4J002BP012 ,  4J002GB01
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-218428
  • 特開昭62-297130
  • 熱可塑性樹脂多孔膜
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-380864   出願人:チッソ石油化学株式会社

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