特許
J-GLOBAL ID:201403017835001410
手術用顕微鏡システム
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (3件):
長谷川 芳樹
, 黒木 義樹
, ▲高▼木 邦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-121746
公開番号(公開出願番号):特開2014-236911
出願日: 2013年06月10日
公開日(公表日): 2014年12月18日
要約:
【課題】より簡易な方法で組織の内側に存在する標的物質の位置を把握する。【解決手段】手術用顕微鏡システム1によれば、第1の波長域における被検体5からの放射光の強度分布を示す第1の画像と、第2の波長域における被検体からの放射光の強度分布を示す第2の画像から、標的物質の位置を示す第3の画像の画像データが得られる。そして、これを形状画像データと重ねあわせることで得られる出力データには、被検体5の表面形状を示す画像に対してさらに標的物質の位置を示す情報が付加されている。したがって、出力データを参照することで、組織の内側に存在する標的物質の位置を非侵襲で把握することができる。さらに、上記の手術用顕微鏡システム1においては、形状画像データとは別に第1の画像と第2の画像とを撮像することによって組織の内側の標的物質の位置を把握することができることから、従来の方法よりもより簡易な方法で標的物質の位置の把握が実現される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
800nm〜2500nmの波長範囲内の2以上の波長域が含まれる撮影波長において照明光を出射する近赤外光源と、
前記撮影波長で光検出帯域を有し、前記近赤外光源からの照明光が照射された被検体からの放射光の強度分布を示す画像を撮像して画像データを出力する第1の撮像手段と
前記第1の撮像手段が設けられる位置での前記被検体の表面形状を示す画像を撮像して形状画像データを出力する第2の撮像手段と、
前記第1の撮像手段から出力された画像データと、前記第2の撮像手段から出力された形状画像データと、に基づいて、前記被検体に含まれる標的物質の位置を示す出力データを作成する演算手段と、
前記演算手段により作成された出力データを表示する表示手段と、
を備え、
前記撮影波長は、1185〜1250nm及び1700〜1770nmの波長範囲内の波長が少なくとも含まれる幅50nm以下の第1の波長域と、前記第1の波長域とは異なる第2の波長域と、を含み、
前記第1の撮像手段は、前記第1の波長域における前記被検体からの放射光の強度分布を示す画像である第1の画像と、前記第2の波長域における前記被検体からの放射光の強度分布を示す画像である第2の画像と、を撮像してそれぞれの画像データを出力し
前記演算手段は、前記第1の画像の画像データと、前記第2の画像の画像データとに基づいて、前記標的物質の位置を示す第3の画像の画像データを生成し、これを前記第2の撮像手段から出力された前記形状画像データと重ねあわせることで前記出力データを作成する
ことを特徴とする手術用顕微鏡システム。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B19/00 508
, G02B21/22
Fターム (12件):
2H052AA13
, 2H052AB19
, 2H052AB21
, 2H052AC04
, 2H052AC09
, 2H052AC14
, 2H052AC34
, 2H052AD04
, 2H052AD34
, 2H052AF14
, 2H052AF21
, 2H052AF25
前のページに戻る