特許
J-GLOBAL ID:201403018071126791

停止原因特定システム、停止原因特定装置、停止原因特定方法およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 木村 満 ,  八島 耕司 ,  美恵 英樹 ,  山口 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-119116
公開番号(公開出願番号):特開2014-235710
出願日: 2013年06月05日
公開日(公表日): 2014年12月15日
要約:
【課題】設備間を連結する搬送装置が異常を検知する機能を備えない場合でも、ボトルネック設備を停止させた原因を特定可能にし、生産ラインの改善負担を軽減する。【解決手段】停止原因特定システム100の生産ラインの設備A〜Cに接続された停止原因特定装置1の状態検知部11は、設備A〜Cの状態を示す状態情報に基づいて、「投入待ち」、「払出待ち」、「設備異常」および「停止解除」を含む設備の事象を検知し、事象を検知した設備、検知した事象および検知した時刻を示す検知情報を生成する。伝播判定部12は、検知情報に基づいて、搬送装置の異常を含む設備の停止の原因を特定してこれを示すエラー情報を生成し、設備の停止がボトルネック設備に伝播したか否かを判定する。出力部14は、ボトルネック設備に伝播したと判定された設備の停止の最初のエラー情報と、ボトルネック設備が停止したことを示す情報とを含む提示データを生成し、出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ワークに対して所定の工程を行う複数の設備、および、前記設備間を連結して、1つの前記設備から他の1つの前記設備にワークを搬送する搬送装置を備える生産ラインと、前記複数の設備に接続される停止原因特定装置とで構成される停止原因特定システムであって、 前記停止原因特定装置は、 前記複数の設備からそれぞれ受信する前記設備の状態を示す状態情報に基づいて、前記設備のワークの投入待ちによる停止と、前記設備のワークの払出待ちによる停止と、前記設備の異常による停止と、前記設備の停止の解除とを含む事象を検知し、事象を検知した前記設備を識別する情報、検知した事象を示す情報および事象を検知した時刻を示す情報を含む検知情報を生成する状態検知部と、 前記状態検知部が生成した検知情報に基づいて、前記搬送装置の異常を含む前記設備の停止の原因を特定して前記設備の停止の原因を示すエラー情報を生成し、1つの前記設備の停止を検知した後に、該設備の停止が原因で、前記複数の設備の中で1つのワークに対する工程の所要時間が最も長いボトルネック設備の停止を検知した場合に、該設備の停止が前記ボトルネック設備に伝播したと判定する伝播判定部と、 前記設備の前記検知情報と、前記設備の停止の原因を示すエラー情報と、前記伝播判定部によって前記設備の停止が伝播したと判定されたときの前記ボトルネック設備の前記検知情報とを対応付けて記憶する記憶部と、 前記記憶部が記憶する前記設備の前記検知情報と、前記設備の停止の原因を示すエラー情報と、前記伝播判定部によって前記設備の停止が伝播したと判定されたときの前記ボトルネック設備の前記検知情報とに基づいて、少なくとも前記ボトルネック設備に伝播したと判定された前記設備の停止の最初の前記エラー情報と、前記ボトルネック設備が停止したことを示す情報とを含む提示データを生成し出力する出力部と、 を備える停止原因特定システム。
IPC (1件):
G05B 19/418
FI (1件):
G05B19/418 Z
Fターム (7件):
3C100AA29 ,  3C100AA32 ,  3C100AA58 ,  3C100BB05 ,  3C100BB13 ,  3C100BB21 ,  3C100BB31

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