特許
J-GLOBAL ID:201403018116906980
電気自動車の変速制御方法および変速制御装置
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
野田 雅士
, 杉本 修司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-128826
公開番号(公開出願番号):特開2013-253632
出願日: 2012年06月06日
公開日(公表日): 2013年12月19日
要約:
【課題】 現変速段のローラクラッチの係合解除の判断ミスを防ぎ、変速時間の低減等を図ることができる電気自動車の変速制御方法および変速制御装置を提供する。【解決手段】 この変速制御方法は、クラッチ解除過程S2と、シンクロ過程S3と、クラッチ係合過程S4,S5とを有し、クラッチ解除過程S2の後、シンクロ過程S3は、電動モータのシンクロ動作を開始して一定時間経過後、現変速段のローラクラッチの係合が解除されたか否かを判断する第1の解除判断過程と、この第1の解除判断過程にて、少なくとも現変速段のローラクラッチの係合が解除されていないと判断された場合は、さらに一定時間経過後、現変速段のローラクラッチの係合が解除されたか否かを判断する第2の解除判断過程とを有する。【選択図】 図14
請求項(抜粋):
互いに変速比が異なる複数の変速段のギヤ列と、走行用の電動モータの出力軸であるモータ軸に連結された入力軸と前記各変速段のギヤ列との間にそれぞれ介在し断続の切換が可能な各変速段の2ウェイ型のローラクラッチと、これら各ローラクラッチの断続の切換を行う変速比切換機構とを有する変速機を備え、
前記各ローラクラッチは、内輪のカム面と外輪間に設けられた各楔状空間にローラが介在し、各ローラが楔状空間の狭まり部分に係合することで接続状態となり、保持器により各ローラを楔状空間の広がり部分に位置させることで切断状態となる構成であり、
前記変速比切換機構は、保持器に連結されて回転する摩擦板の外輪への接触と離間とを変速切換アクチュエータによるシフト部材の進退によって切り換える機構である、
電気自動車における変速制御方法において、
目標変速段への変速指令に応答して、前記変速切換アクチュエータにより前記シフト部材を動作させ、前記電動モータのトルクを除荷して現変速段のローラクラッチの係合を解除するクラッチ解除過程と、
前記電動モータを回転数制御することにより前記目標変速段の前記ローラクラッチの外輪と内輪の回転数が同期するようにシンクロさせるシンクロ過程と、
前記目標変速段の摩擦板と外輪を当接させ、前記電動モータを回転数制御することにより、目標変速段のローラクラッチを係合させるクラッチ係合過程と、
を有し、
前記クラッチ解除過程の後、前記シンクロ過程は、
前記電動モータの回転数を増加または減少させるシンクロ動作を開始して一定時間経過後、現変速段のローラクラッチの係合が解除されたか否かを判断する第1の解除判断過程と、
この第1の解除判断過程にて、少なくとも現変速段のローラクラッチの係合が解除されていないと判断された場合は、さらに一定時間経過後、現変速段のローラクラッチの係合が解除されたか否かを判断する第2の解除判断過程と、
を有することを特徴とする電気自動車の変速制御方法。
IPC (8件):
F16H 61/04
, F16D 41/06
, B60L 11/14
, B60W 10/08
, B60W 20/00
, B60W 10/10
, B60W 10/02
, B60K 6/442
FI (7件):
F16H61/04
, F16D41/06 Z
, B60L11/14
, B60K6/20 320
, B60K6/20 350
, B60K6/20 360
, B60K6/442
Fターム (33件):
3D202AA09
, 3D202BB14
, 3D202BB32
, 3D202BB37
, 3D202BB65
, 3D202BB66
, 3D202CC72
, 3D202DD01
, 3D202DD02
, 3D202DD05
, 3D202DD07
, 3D202DD26
, 3D202DD32
, 3D202DD33
, 3D202EE11
, 3D202FF02
, 3D202FF15
, 3J552MA04
, 3J552NA01
, 3J552NB05
, 3J552PA02
, 3J552SB02
, 3J552SB37
, 3J552UA08
, 3J552UA09
, 3J552VA74Z
, 3J552VA76W
, 5H125AA01
, 5H125AB01
, 5H125AC08
, 5H125AC12
, 5H125BA00
, 5H125BE05
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