特許
J-GLOBAL ID:201403020921506224
金属の腐食検知方法、腐食検知装置、および、その製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
稲葉 忠彦
, 村上 加奈子
, 松井 重明
, 倉谷 泰孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-020669
公開番号(公開出願番号):特開2014-153089
出願日: 2013年02月05日
公開日(公表日): 2014年08月25日
要約:
【課題】抵抗素子を用いて金属の腐食を検知する場合、抵抗素子の大きさに応じて直列接続する金属の種類を選定しないと、どの金属が腐食断線したのかを検知できない。また水晶振動子を用いて金属の腐食を検知する場合、腐食性を評価する金属の数だけ水晶振動子センサが必要であり、かつ装置全体の構成が大掛かりになる。【解決手段】腐食速度を算出したい金属と固定抵抗器を組み合わせた複数の直列回路を並列に接続し、かつ固定抵抗器の抵抗値に応じて腐食速度を求める金属との組み合わせるため、暴露環境における複数の金属の腐食断線に至るまでの時間を求めることができる。その結果、暴露環境における複数の金属薄膜の腐食速度を算出でき、電気機器設置環境の腐食性を明らかにできる。また簡便かつ少スペースで、複数の金属の腐食速度を算出できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
絶縁基板と、
前記絶縁基板上に設けられ、少なくとも1つの分岐を有する薄膜配線である第一金属薄膜配線と、
前記絶縁基板上に設けられ、少なくとも1つの分岐を有する前記第一金属薄膜配線とは独立した薄膜配線である第二金属薄膜配線と、
前記第一金属薄膜配線を構成する少なくとも2以上の第一分岐配線と、
前記第二金属薄膜配線を構成する少なくとも2以上の第二分岐配線とを備え、
前記第一分岐配線のうち少なくとも2以上の分岐配線は、異なる2種以上の金属材料が所定の薄膜配線部分を占め、電気的に直列接続となるように配置され、
前記第一分岐配線のうち少なくとも2以上の分岐配線が、前記第二分岐配線の一対一で対応したそれぞれの分岐配線との間で固定抵抗器により接続されていることを特徴とする金属の腐食検知装置。
IPC (3件):
G01N 27/04
, G01N 17/04
, G01N 27/00
FI (3件):
G01N27/04 Z
, G01N17/04
, G01N27/00 L
Fターム (14件):
2G050AA01
, 2G050BA04
, 2G050CA01
, 2G050EA06
, 2G050EB02
, 2G050EC01
, 2G050EC05
, 2G060AA10
, 2G060AE26
, 2G060AF07
, 2G060AG06
, 2G060AG08
, 2G060AG15
, 2G060HC09
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