特許
J-GLOBAL ID:201403021271755360
き裂進展予測システム及び方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人東京国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-138196
公開番号(公開出願番号):特開2014-002074
出願日: 2012年06月19日
公開日(公表日): 2014年01月09日
要約:
【課題】プラント構造物に生じたき裂の進展を高精度に予測できること。【解決手段】原子炉一次系配管21のき裂付近の電位差をプラント運転中に計測する電位差法計測系31と、前記配管のき裂付近のひずみ値をプラント運転中に計測するひずみ計測系32と、残留応力値算出部34、評価用残留応力分布作成部35、応力拡大係数算出部36及びき裂進展量予測演算部37を備える演算装置33とを有し、残留応力値算出部は、計測された電位差データにより算出したき裂形状、計測されたひずみ値データ等に基づいてき裂先端の残留応力値を算出し、評価用残留応力分布作成は、前記残留応力値を用いて評価用残留応力分布を求め、応力拡大係数算出部は、評価用残留応力分布等に基づいてき裂の任意の位置の応力拡大係数を算出し、き裂進展量予測演算部は、応力拡大係数との相関で決定されるき裂進展速度を求めて、プラントの供用期間中のき裂進展量を演算して予測する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
プラント構造物に生じたき裂の進展を予測するき裂進展予測システムにおいて、
前記プラント構造物の前記き裂付近の電位差をプラント運転中に計測する電位差法計測系と、
前記プラント構造物の前記き裂付近のひずみ値をプラント運転中に計測するひずみ計測系と、
前記電位差法計測系及び前記ひずみ計測系からのデータに基づき前記き裂の進展量を予測する演算装置とを有し、
この演算装置は、残留応力値算出部、評価用残留応力分布作成部、応力拡大係数算出部及びき裂進展量予測演算部を備えてなり、
前記残留応力値算出部は、前記電位差法計測系からの電位差データにより算出されたき裂形状、及び前記ひずみ計測系からのひずみ値データ等に基づいて、前記き裂の任意の位置における残留応力値を算出し、
前記評価用残留応力分布作成部は、前記残留応力値算出部にて算出された残留応力値を用いて、前記プラント構造物の対象部位において予め想定される残留応力分布プロファイルを補正することで評価用残留応力分布を求め、
前記応力拡大係数算出部は、前記評価用残留応力分布及び前記き裂形状等に基づいて、前記き裂の任意の位置における応力拡大係数を算出し、
前記き裂進展量予測演算部は、前記応力拡大係数との相関で決定されるき裂進展速度を求めて、プラントの供用期間中におけるき裂進展量を演算して予測するよう構成されたことを特徴とするき裂進展予測システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
2G024AD33
, 2G024BA12
, 2G024CA18
, 2G024CA30
, 2G024EA01
, 2G024FA06
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