ペロブスカイト化合物を用いた導電性フィルムおよびその製造方法

発明者： , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：下田一弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-202467
公開番号（公開出願番号）：特開2014-056801
出願日： 2012年09月14日
公開日（公表日）： 2014年03月27日
要約：

【課題】透明性および導電性の高い導電性フィルムを提供する。【解決手段】透明フィルム上に透明電極層を形成した透明導電性フィルムであって、前記透明フィルム上に、下記一般式(1)または(2)のいずれかに示す有機無機混成ペロブスカイト化合物を被膜形成または吸着させたカーボンナノチューブからなる透明導電層を形成したことを特徴とする導電性フィルムである。前記有機無機混成ペロブスカイト化合物Aを被膜形成または吸着させたカーボンナノチューブからなる透明導電層は、有機無機混成ペロブスカイト化合物を構成し得る前駆体を含む溶液を用いて形成されたものである。前記カーボンナノチューブ層を構成するカーボンナノチューブは、金属性カーボンナノチューブを50%以上含むカーボンナノチューブである。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

透明フィルム上に透明電極層を形成した透明導電性フィルムであって、前記透明フィルム上に、下記一般式(1)または(2)のいずれかに示す有機無機混成ペロブスカイト化合物を被膜形成または吸着させたカーボンナノチューブからなる透明導電層を形成したことを特徴とする導電性フィルム。 CH3NH3M1X3 (1) (式中、M1は、2価の金属イオンであり、Xは、F,Cl,Br,Iである。) (R1NH3)2M1X4 (2) (式中、R1は炭素数2以上のアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリール基、複素環基または芳香族複素環基であり、M1は、2価の金属イオンであり、Xは、F,Cl,Br,Iである。)

IPC (2件)：

H01B 5/14 , C01B 31/02

FI (2件)：

H01B5/14 A , C01B31/02 101F

Fターム (17件)：

4G146AA11 , 4G146AB07 , 4G146AD17 , 4G146AD22 , 4G146CB10 , 4G146CB17 , 4G146CB19 , 4G146CB32 , 4G146CB35 , 4G146CB36 , 5G307FA02 , 5G307FB04 , 5G307FC09 , 5G307FC10 , 5G323BA05 , 5G323BB01 , 5G323BC03

引用特許：

審査官引用 (1件)

ペロブスカイト化合物を用いた光電変換素子およびその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2012-200798 出願人：ペクセル・テクノロジーズ株式会社

引用文献：

審査官引用 (1件)

Dalton Transactions, 20110528, 40(20), pp.5563-5568

前のページに戻る