特許
J-GLOBAL ID:201403023060468775

組合せオイルリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-155202
公開番号(公開出願番号):特開2014-040914
出願日: 2013年07月26日
公開日(公表日): 2014年03月06日
要約:
【課題】サイドレールとスペーサエキスパンダとの間にカーボンスラッジ等の異物を堆積させずに、オイルリングとして要求される機能を長期間安定して得られる組合せオイルリングの提供を目的とする。【解決手段】平板で且つ環状の上部サイドレール及び下部サイドレールと、これらサイドレールの間に配置されてピストン軸方向に波形状を有するスペーサエキスパンダとからなる組合せオイルリングにおいて、スペーサエキスパンダは、内周面側に波形頂部からオイルリングの軸方向に突出し且つオイルリングの半径方向外側に傾斜面を有する耳部を備え、外周面側に波形頂部からオイルリング軸方向に突出したサイドレール支持部を備え、また、耳部とサイドレール支持部との間にこれらを連結する階段状面を備え、階段状面と上部サイドレール及び下部サイドレールとの間に隙間を設けたことを特徴とする組合せオイルリングを採用する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ピストンのオイルリング溝に装着され、平板で且つ環状の上部サイドレール及び下部サイドレールと、これらサイドレールの間に配置されてピストン軸方向に波形状を有するスペーサエキスパンダとからなる組合せオイルリングにおいて、 当該スペーサエキスパンダは、内周面側に波形頂部からオイルリングの軸方向に突出し且つオイルリングの半径方向外側に傾斜面を有する耳部を備え、外周面側に波形頂部からオイルリング軸方向に突出したサイドレール支持部を備え、また、当該耳部と当該サイドレール支持部との間にこれらを連結する階段状面を備え、 当該スペーサエキスパンダの上部側のサイドレール支持部の頂面で当該上部サイドレールを支持し、当該上部サイドレールの内周面を当該スペーサエキスパンダの上部側の耳部の傾斜面と当接するように配置し、 当該スペーサエキスパンダの下部側のサイドレール支持部の頂面で当該下部サイドレールを支持し、当該下部サイドレールの内周面を当該スペーサエキスパンダの下部側の耳部の傾斜面と当接するように配置して、 当該階段状面と、当該上部サイドレール及び当該下部サイドレールとの間に隙間を設けたことを特徴とする組合せオイルリング。
IPC (3件):
F16J 9/06 ,  F16J 9/20 ,  F02F 5/00
FI (3件):
F16J9/06 B ,  F16J9/20 ,  F02F5/00 301E
Fターム (5件):
3J044AA12 ,  3J044CB29 ,  3J044CB36 ,  3J044DA09 ,  3J044DA17
引用特許:
審査官引用 (1件)

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