特許
J-GLOBAL ID:201403024938432491

油圧ポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-019387
公開番号(公開出願番号):特開2014-148959
出願日: 2013年02月04日
公開日(公表日): 2014年08月21日
要約:
【課題】駆動歯車と従動歯車とが噛合う噛合部と該噛合部の外部との間を流れる潤滑油の抵抗を減らして入力エネルギの損失を低減する。【解決手段】ケーシング2内には、駆動歯車21と従動歯車24との軸方向の一方の端面21B,24Bに対面する歯車対向面27Aを有するブロック体26を設ける。ブロック体26の歯車対向面27Aには、駆動歯車21と従動歯車24との噛合部25に対応して凹陥状の連通溝31を設け、この連通溝31によって、噛合部25のうち高圧になる始点側領域25Aと低圧になる終点側領域25Bとの間を連通させる。これにより、始点側領域25Aと終点側領域25Bとの間に生じる大きな差圧を利用して、潤滑油を円滑に流通させることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシング内に収容された駆動ポンプと、該駆動ポンプと並列にケーシング内に収容された従動ポンプと、前記駆動ポンプに外部からの動力を伝えるため前記駆動ポンプと直列となるように前記ケーシングに支持された主回転軸と、該主回転軸のうち前記駆動ポンプ側に設けられ該主回転軸と一体に回転すると共に前記駆動ポンプを駆動する駆動歯車と、前記従動ポンプと直列となるように前記主回転軸と並列に前記ケーシングに支持された従動回転軸と、該従動回転軸のうち前記従動ポンプ側に設けられ該従動回転軸と一体に回転すると共に前記駆動歯車と噛合する従動歯車と、前記駆動歯車と前記従動歯車とを潤滑するために前記ケーシング内に貯留された潤滑油とを備えてなる油圧ポンプ装置において、 前記ケーシング内には、前記駆動歯車と前記従動歯車との軸方向の両端面のうち少なくとも一方の端面に対面する歯車対向面を有するブロック体を設け、 前記ブロック体の前記歯車対向面には、前記駆動歯車と前記従動歯車とが噛合う噛合部に対応して凹陥状の連通溝を設け、 前記連通溝は、前記駆動歯車の軸線と前記従動歯車の軸線との軸間距離の方向に対して平行な溝幅寸法(A)を前記駆動歯車の歯底円と前記従動歯車の歯底円との間を結ぶ最短距離以下に設定し、前記軸間距離の方向に対して直交する溝長さ寸法(B)を前記駆動歯車の歯先円と前記従動歯車の歯先円とが交わる2つの交点間の距離以下に設定したことを特徴とする油圧ポンプ装置。
IPC (2件):
F04B 9/02 ,  F04B 1/24
FI (2件):
F04B9/02 A ,  F04B1/24
Fターム (15件):
3H070AA01 ,  3H070BB05 ,  3H070BB06 ,  3H070CC21 ,  3H070CC27 ,  3H070DD92 ,  3H075AA02 ,  3H075BB03 ,  3H075BB19 ,  3H075CC15 ,  3H075CC18 ,  3H075CC25 ,  3H075DA02 ,  3H075DB04 ,  3H075DB32
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 油圧ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-025436   出願人:川崎重工業株式会社
審査官引用 (1件)
  • 油圧ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-025436   出願人:川崎重工業株式会社

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