特許
J-GLOBAL ID:201403025659089767
撥水膜付き基板
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人サクラ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-168010
公開番号(公開出願番号):特開2014-024288
出願日: 2012年07月30日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】環境に与える負荷が小さく、十分な撥水性を有し、耐候性に優れるとともに、十分な耐アルカリ性を有する撥水膜を備えた撥水膜付き基板の提供。【解決手段】 基板と、前記基板の主面の少なくとも一部に前記基板側から順に形成された中間層および最外層を有する撥水膜と、を備える撥水膜付き基板であって、中間層は、炭素原子数が1〜6のペルフルオロアルキル基と連結基にペルフルオロアルキレン基を含まない基を有するシラン化合物(a)を全固形分の主成分として含む中間層用コーティング組成物を用いて形成され、最外層は、末端ペルフルオロアルキル基の炭素原子数が1〜6であるペルフルオロポリエーテル基を有する加水分解性シラン化合物(b)を全固形分に対して70質量%以上含む最外層用コーティング組成物を用いて形成される撥水膜付き基板。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基板と、前記基板の主面の少なくとも一部に前記基板側から順に形成された中間層および最外層を有する撥水膜と、を備える撥水膜付き基板であって、
前記中間層は、下記一般式(a1)で表される加水分解性シラン化合物および/またはその部分加水分解縮合物である含フッ素シラン化合物(a)を全固形分の主成分として含む中間層用コーティング組成物を用いて形成され、
前記最外層は、末端のペルフルオロアルキル基の炭素原子数が1〜6であるペルフルオロポリエーテル基を有する加水分解性シラン化合物および/またはその部分加水分解縮合物である含フッ素シラン化合物(b)を全固形分に対して70質量%以上含む最外層用コーティング組成物を用いて形成される撥水膜付き基板。
RF1-Q1-SiR1(3-m1)X1m1 ...(a1)
ただし、式(a1)中の記号は以下の通りである。
RF1:炭素原子数1〜6の炭素-炭素原子間にエーテル性酸素原子を含まないペルフルオロアルキル基を示す。
Q1:炭素原子数1〜6のフッ素原子を含まない2価有機基を示す。
X1:炭素原子数1〜10のアルコキシ基、炭素原子数2〜10のオキシアルコキシ基、炭素原子数2〜10のアシロキシ基、炭素原子数2〜10のアルケニルオキシ基、ハロゲン原子またはイソシアネート基を示す。m1個のX1は、互いに同一であっても異なってもよい。
R1:水素原子または、水素原子の一部または全部が置換されていてもよいフッ素原子を含まない炭素原子数1〜8の一価炭化水素基を示す。3-m1個のR1は互いに同一であっても異なってもよい。
m1:1〜3の整数を示す。
IPC (4件):
B32B 27/00
, C09K 3/18
, C09D 5/00
, C09D 183/08
FI (5件):
B32B27/00 101
, C09K3/18 104
, C09D5/00 Z
, C09D183/08
, C09K3/18 102
Fターム (43件):
4F100AH05B
, 4F100AH05C
, 4F100AH05D
, 4F100AK52B
, 4F100AK52C
, 4F100AK52D
, 4F100AT00A
, 4F100BA03
, 4F100BA04
, 4F100BA07
, 4F100BA10A
, 4F100BA10C
, 4F100CC00B
, 4F100CC00D
, 4F100GB07
, 4F100GB31
, 4F100YY00B
, 4F100YY00C
, 4F100YY00D
, 4H020AB02
, 4H020BA32
, 4H020BA36
, 4J038DL031
, 4J038DL071
, 4J038DL081
, 4J038HA216
, 4J038HA446
, 4J038JA02
, 4J038JA03
, 4J038JA17
, 4J038JA55
, 4J038KA04
, 4J038KA06
, 4J038KA08
, 4J038KA20
, 4J038MA09
, 4J038NA03
, 4J038NA04
, 4J038NA07
, 4J038PA14
, 4J038PA20
, 4J038PC03
, 4J038PC08
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