特許
J-GLOBAL ID:201403026811461380

大型車両用緊急脱出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 儀一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-149366
公開番号(公開出願番号):特開2014-008948
出願日: 2012年07月03日
公開日(公表日): 2014年01月20日
要約:
【課題】使用しないときのコンパクトな収納性が確保出来、大型車両に対する脱出機能の大幅な向上が期待できる大型車両用緊急脱出装置を提供する。【解決手段】ダブルタイヤのトレッドに着脱可能であり、金属部材製枠体6と、略長方形状のスパイク部7と、一対の縦枠片を長手方向中間位置で連結する連結杆10と、を備えた脱出装置ユニットを3枚用意し、回動可能に連結して3つ折り畳み可能な脱出装置本体を形成し、チェーン部材付き脱出装置本体をダブルタイヤのトレッド周方向に3枚の脱出装置ユニットが一列になるよう配置すると共に、第3チェーン部材のフック部材を係止して緊結し、各第3チェーン部材同士をターンバックル状締結具により引きつけて緊結してなることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ダブルタイヤのトレッドに着脱可能な大型車両用緊急脱出装置であり、 該大型車両用緊急脱出装置は、 縦枠片及び横枠片により略長方形状に枠組みされた金属部材製枠体と、該金属部材製枠体内に取り付けられ、金属部材よりなる略菱形格子状網目をなす略長方形状のスパイク部と、一方側の前記縦枠片の長手方向中間位置から他方側の縦枠片に向かって延出し、一対の縦枠片を長手方向中間位置で連結する連結杆と、を備えた脱出装置ユニットを3枚用意し、 隣り合う前記脱出装置ユニットの縦枠片同士につき蝶番状連結部材で回動可能に連結して3つ折り畳み可能な脱出装置本体を形成し、 前記脱出装置本体を構成する真ん中に位置する脱出装置ユニットの連結杆中央位置には第1チェーン部材の一端を接続し、 前記脱出装置本体を構成する3つの脱出装置ユニットのうち両側に位置する脱出装置ユニットの外側縦枠片中間位置には各々第2チェーン部材の一端を接続し、 前記3つ脱出装置ユニットの一方側に位置する各横枠片には各々第3チェーン部材の一端を接続してなり、 前記チェーン部材付き脱出装置本体をダブルタイヤのトレッド周方向に3枚の脱出装置ユニットが一列になるよう配置すると共に、ダブルタイヤの隙間から前記第1チェーン部材を挿通して、外側タイヤのホイール穴から外側に前記第1チェーン部材の他端側を引き出すと共に、引き出された第1チェーン部材に、前記真ん中に位置する脱出装置ユニットに取り付けられた第3チェーン部材のフック部材を係止して緊結し、 トレッドの周方向両側に位置する脱出装置ユニットの外側縦枠片に接続された各々の第2チェーン部材は、前記隣り合うダブルタイヤの隙間から前記第2チェーン部材の他端側を挿通すると共に、外側タイヤのホイール穴から外側に前記第2チェーン部材の他端側を引き出し、引き出された各々の第2チェーン部材に、前記トレッド周方向両側方向に位置する2つの脱出装置ユニットにおける各第3チェーン部材他端側のフック部材をそれぞれ係止して緊結し、かつ間隔をあけて取り付けられた各第3チェーン部材同士をターンバックル状締結具により引きつけて緊結してなり、 前記ターンバックル状締結具は、一対の雌ねじ状収納部と該雌ねじ状収納部に進退可能に螺合する一対の先端フック付き締結ボルトとを有し、前記一対の雌ねじ状収納部は各々の開口を互い違いに外側に向けて並列状態で固着され、各雌ねじ状収納部には一対の先端フック付き締結ボルトが進退可能に螺合されてなる、 ことを特徴とする大型車両用緊急脱出装置。
IPC (1件):
B60B 39/12
FI (1件):
B60B39/12 G
引用特許:
出願人引用 (1件)

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