特許
J-GLOBAL ID:201403027620866475

接触検出器を使用したテーパ角度補正機能を有するワイヤ放電加工機およびテーパ角度補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): あいわ特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-030341
公開番号(公開出願番号):特開2014-159055
出願日: 2013年02月19日
公開日(公表日): 2014年09月04日
要約:
【課題】外部での測定機を必要とせず機上で計測し自動で補正値を算出し入力する機能を実現するために、接触検出器を使用したテーパ角度補正機能を有するワイヤ放電加工機を提供する。【解決手段】ワイヤ放電加工機の上ワイヤガイドに取付けた接触検出器を使用し、ワークの上部の形状の任意の1点(P3)および、テーパ部の任意の高さで2点(P1,P2)を測定し、形状精度とテーパ角度を算出し、算出したデータを基に上,下ワイヤガイドによる上,下ワイヤガイド支持位置を算出し、算出した上,下ワイヤガイド支持位置を用いてワークの放電加工を実行する。これにより、テーパ角度や形状精度を測定する測定機を必要とせず、ワイヤ支持位置の補正を演算する工数が削減でき、テーパ加工の加工精度が向上する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ワークが載置されたテーブルと上ワイヤガイドと下ワイヤガイドの間に張架されたワイヤ電極とを相対移動させて加工を行うワイヤ放電加工機において、 前記ワイヤ電極を所定の角度に傾斜させるワイヤガイド移動手段と、 前記上ワイヤガイドに設けられた接触検出器と、 前記テーブルに取り付けられ、テーパ加工されたワークに対してテーパ部の任意の高さの2点を前記接触検出器により測定して得られた位置から前記テーパ部のテーパ角度を算出する手段と、 前記測定した2点のうちの何れか1点の位置と、前記算出したテーパ角度と、前記接触検出器により測定して得られたワーク上面の位置と加工誤差がない場合のテーパ部とワーク上面が交差する位置とに基づいて、目標のテーパ角度および目標の形状寸法となる前記上,下ワイヤガイドによるワイヤ支持位置を算出する手段、 とを有することを特徴とするワイヤ放電加工機。
IPC (1件):
B23H 7/02
FI (1件):
B23H7/02 R
Fターム (7件):
3C059AA01 ,  3C059AB05 ,  3C059CA01 ,  3C059CB12 ,  3C059CE08 ,  3C059DD02 ,  3C059FD03
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公平2-060453
  • 特開昭61-257717
  • 特開昭62-024946
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