特許
J-GLOBAL ID:201403027936316744

位相差フィルム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-016823
公開番号(公開出願番号):特開2014-149346
出願日: 2013年01月31日
公開日(公表日): 2014年08月21日
要約:
【課題】異なる樹脂の複数の層を備え、各層の面内遅相軸が幅方向において均一な位相差フィルムの製造方法を提供する。【解決手段】樹脂Aの層aと樹脂Bの層bとを備える長尺の延伸前フィルムを第一の方向へ延伸して第一延伸フィルムを得る第一延伸工程と、第一延伸フィルムを第一の方向に直交する第二の方向へ延伸して第二延伸フィルムを得る第二延伸工程とを有し、樹脂Aのガラス転移温度TgAと樹脂Bのガラス転移温度TgBとがTgA+5(°C)≦TgBの関係を満たし、第一延伸工程において第二延伸工程により樹脂Bの層bに生じるボーイングを相殺できるボーイングが第一延伸フィルムの樹脂Bの層bに生じる条件で、延伸を行い、第二延伸工程において第二延伸フィルムの樹脂Aの層aの分子配向角が第二の方向に対し-0.5°乃至0.5°の範囲となる条件で延伸を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂Aの層aと、熱可塑性樹脂Aとは異なる熱可塑性樹脂Bの層bとを備える長尺の延伸前フィルムを、第一の方向へ延伸して、第一延伸フィルムを得る第一延伸工程と、 第一延伸フィルムを、第一の方向に直交する第二の方向へ延伸して、第二延伸フィルムを得る第二延伸工程とを有し、 熱可塑性樹脂Aのガラス転移温度TgAと熱可塑性樹脂Bのガラス転移温度TgBとが、TgA+5(°C)≦TgB(°C)の関係を満たし、 第一延伸工程において、第二延伸工程により熱可塑性樹脂Bの層bに生じるボーイングを相殺できるボーイングが第一延伸工程により第一延伸フィルムの熱可塑性樹脂Bの層bに生じる条件で、延伸を行い、 第二延伸工程において、第二延伸フィルムの熱可塑性樹脂Aの層aの分子配向角が、第二の方向に対し-0.5°乃至0.5°の範囲となる条件で、延伸を行う、位相差フィルムの製造方法。
IPC (1件):
G02B 5/30
FI (1件):
G02B5/30
Fターム (11件):
2H149AA02 ,  2H149DA02 ,  2H149DA12 ,  2H149DB30 ,  2H149FA01Y ,  2H149FA06Y ,  2H149FA13Y ,  2H149FB04 ,  2H149FB05 ,  2H149FD30 ,  2H149FD48
引用特許:
審査官引用 (4件)
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