特許
J-GLOBAL ID:201403030255747861

転がり軸受における保持器の係止爪加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-141826
公開番号(公開出願番号):特開2014-005875
出願日: 2012年06月25日
公開日(公表日): 2014年01月16日
要約:
【課題】第1、第2の直立爪を過不足なく曲げ加工して第1、第2の係止爪を良好に形成することができる転がり軸受における保持器の係止爪加工方法を提供する。【解決手段】曲げ加工用歯部73を外周面に有する回転型72を準備する。回転型72の一つの曲げ加工用歯部73を凹部40の開口部に配置させた状態で、回転型72を一方向へ自転させながら、初期の公転半径の円周A上に沿って逆方向へ公転させることで、回転型72の曲げ加工用歯部73によって第1の直立爪の先端部近傍に予備曲げ部を形成する。引き続いて、回転型72を一方向へ自転させながら公転半径を変化させ、その変化した最大の公転半径の円周B上に沿って逆方向へ公転させることで、第1の直立爪の予備曲げ部を設定された曲げ量まで曲げ加工して第1の係止爪30を形成する工程と、同様の工程を経て第2の係止爪35を形成する工程とを備える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
保持器の複数のポケットを区画形成する複数の柱部の内周面又は外周面から径方向内方又は外方へ突出されかつ凹部を隔てて対向する第1、第2の直立爪を、前記複数のポケットのうちの隣接するポケットに向けてそれぞれ曲げ加工して前記ポケット内の転動体を抜け止めする第1、第2の係止爪を形成する転がり軸受における保持器の係止爪加工方法であって、 前記第1、第2の直立爪の間の凹部の配設ピッチに対応する曲げ加工用歯部を外周面に有する回転型を準備し、 前記回転型の一つの曲げ加工用歯部を前記凹部の開口部に配置させた状態で、前記回転型を一方向へ自転させながら、前記保持器の中心と同一中心をなす初期の公転半径の円周上に沿って逆方向へ公転させることで、前記回転型の曲げ加工用歯部によって前記第1の直立爪の先端部近傍に予備曲げ部を形成し、引き続いて、前記回転型を一方向へ自転させながら公転半径を変化させ、その変化した公転半径の円周上に沿って逆方向へ公転させることで、前記回転型の曲げ加工用歯部によって前記第1の直立爪の予備曲げ部を設定された曲げ量まで曲げ加工して前記第1の係止爪を形成する工程と、 前記回転型の一つの曲げ加工用歯部を前記凹部の開口部に配置させた状態で、前記回転型を逆方向へ自転させながら、前記初期の公転半径の円周上に沿って前記回転型を一方向へ公転させることで、前記回転型の曲げ加工用歯部によって前記第2の直立爪の先端部近傍に予備曲げ部を形成し、引き続いて、前記回転型を逆方向へ自転させながら公転半径を変化させ、その変化した公転半径の円周上に沿って一方向へ公転させることで、前記回転型の曲げ加工用歯部によって前記第2の直立爪の予備曲げ部を設定された曲げ量まで曲げ加工して前記第2の係止爪を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする転がり軸受における保持器の係止爪加工方法。
IPC (3件):
F16C 43/08 ,  F16C 19/36 ,  F16C 33/46
FI (3件):
F16C43/08 ,  F16C19/36 ,  F16C33/46
Fターム (14件):
3J117AA10 ,  3J117DB08 ,  3J117HA02 ,  3J701AA13 ,  3J701AA32 ,  3J701AA42 ,  3J701AA52 ,  3J701AA62 ,  3J701BA22 ,  3J701BA34 ,  3J701BA44 ,  3J701FA04 ,  3J701FA44 ,  3J701FA46

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