特許
J-GLOBAL ID:201403031010963867

外壁開口上部目地の水処理構造及び水処理部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 涌井 謙一 ,  山本 典弘 ,  鈴木 一永 ,  鈴木 正次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-162416
公開番号(公開出願番号):特開2014-020169
出願日: 2012年07月23日
公開日(公表日): 2014年02月03日
要約:
【課題】外壁材との目地間隙のバックアップ材として機能し、かつ窓サッシ枠上部の通気層内の水分を受け、逆流させることなく確実に室外へ排出する。【解決手段】外壁材55は、窓サッシ枠48との間の目地間隙51、壁下地材41との間に通気層46を設けて、壁下地材41に固定される。窓サッシ枠48に、幅方向略全長に亘る水処理部材1を設置して水処理構造70とする。水処理部材1は、壁下地材41の外面42に沿う第1板片3と、外壁材55の内面56に沿う第2板片7と、第1板片3の下縁4と第2板片7の下縁8とを連設する底板片10とからなる。底板片10は、窓サッシ枠48の上面49に配置される底板部11と、室外側に突出して外壁材55の下面に当接する水平突出部12とを有する。水平突出部12に、室外側に向く排水口24を設けて、排水口24付近に弁や仕切板からなる逆流防止手段を形成する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
サッシが形成された外壁の開口部であって、外壁材の下面とサッシ枠の上面との間の目地間隙に形成される水処理構造であって、以下のように構成されることを特徴とする外壁開口部上部の水処理構造。 (1) 壁下地材の外面に通気層を設けて、前記外壁材の内面側が固定される。 (2) 前記通気層の下縁であって、前記サッシ枠の幅方向略全長に亘る長さの水処理部材を設置し、前記水処理部材は、縦方向に並列する第1板片、第2板片と、底板片とを有する構造とする。 (3) 前記水処理部材の前記第1板片は、前記壁下地材の外面に沿って配置され、第2板片は前記外壁材の内面に沿って配置され、前記底板片は前記第1板片の下縁と第2板片の下縁とに連設される。 (4) 前記水処理部材の前記底板片は、前記第1板片に連設すると共に前記サッシ枠の上面に配置される底部と、第2板片に連設すると共に室外側に突出して前記外壁材の下面の少なくとも一部に当接する水平突出部とを有する。 (5) 前記水処理部材の底板片の水平突出部に、室外側に向く排水口を設けて、前記排水口付近に逆流防止手段を形成する。
IPC (1件):
E04B 1/64
FI (1件):
E04B1/64 C
Fターム (9件):
2E001DA03 ,  2E001EA08 ,  2E001FA04 ,  2E001GA13 ,  2E001HB02 ,  2E001HB04 ,  2E001HD11 ,  2E001LA00 ,  2E001MA06

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