特許
J-GLOBAL ID:201403031013289652

放射性Cs汚染水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 勝徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-159709
公開番号(公開出願番号):特開2014-020916
出願日: 2012年07月18日
公開日(公表日): 2014年02月03日
要約:
【課題】放射性Cs汚染水のCsイオンを低コストで迅速かつ効率的に吸着除去することのできる放射性Cs汚染水の処理方法を提供する。【解決手段】本発明の放射性Cs汚染水の処理方法は、水中で、M(I)4Fe(II)(CN)6及び/又はM(I)3Fe(III)(CN)6で表される鉄シアノ錯体(但し、M(I)は1価のカチオン)と、2価及び/又は3価の鉄塩化合物とを反応させて、M(I)3xFe(III)4-x[Fe(II)(CN)6]3(但し、xは0又は1)で表されるプルシアンブルーの含有液を得る工程(A)と、プルシアンブルーの分子及び/又はそのクラスターにCsイオンを吸着させる工程(B)と、工程(B)を経た処理液中に、六方晶の結晶構造をとるMe(II)(OH)2(但し、Me(II)は2価の遷移金属)で表される水酸化物を含有させる工程(C)とを含む。【選択図】なし
請求項(抜粋):
水中で、M(I)4Fe(II)(CN)6及び/又はM(I)3Fe(III)(CN)6で表される鉄シアノ錯体(但し、M(I)は1価のカチオンである)と、2価及び/又は3価の鉄塩化合物とを反応させることにより、M(I)3xFe(III)4-x[Fe(II)(CN)6]3(但し、xは0又は1である)で表されるプルシアンブルーの分子及び/又はそのクラスターの含有液を得る工程(A)と、 前記工程(A)を放射性Cs汚染水中で行うか、及び/又は、前記工程(A)でプルシアンブルー含有液を得た後に放射性Cs汚染水と混合することにより、前記プルシアンブルーの分子及び/又はそのクラスターにCsイオンを吸着させる工程(B)と、 前記工程(B)を経た処理液中に、六方晶の結晶構造をとるMe(II)(OH)2(但し、Me(II)は2価の遷移金属である)で表される水酸化物を含有させる工程(C)と、 を含む、放射性Cs汚染水の処理方法。
IPC (5件):
G21F 9/12 ,  C01C 3/12 ,  B01J 20/02 ,  B01J 20/04 ,  G21F 9/04
FI (6件):
G21F9/12 501B ,  C01C3/12 ,  B01J20/02 A ,  B01J20/04 B ,  G21F9/12 501J ,  G21F9/04 Z
Fターム (6件):
4G066AA41B ,  4G066AA51B ,  4G066CA12 ,  4G066CA45 ,  4G066DA07 ,  4G066FA37
引用特許:
審査官引用 (1件)

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