特許
J-GLOBAL ID:201403031325829581
抗FZD10モノクローナル抗体およびそれらの使用方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山本 秀策
, 森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-525149
公開番号(公開出願番号):特表2014-529591
出願日: 2012年08月09日
公開日(公表日): 2014年11月13日
要約:
本発明は一般に、抗FZD10抗体、および抗FZD10抗体を使用する方法に関する。特に、本明細書に記載される抗FZD10抗体は、胚性幹細胞の生存、複製、分化および上皮細胞-間葉細胞移行のうちの1つもしくは複数を変化させ、かつ/または独立型療法として、および他の薬剤との組合せ療法を含めた、FZD10の発現と関連する、種々のがんなどの疾患を処置するのに有用である。さらに、特に、本発明の抗FZD10抗体および方法は、種々のがんなどのFZD10の発現(典型的には過剰発現)と関連する疾患の処置、および抗FZD10抗体の単独または他の薬剤と組み合わせての投与を含む処置レジメンの同定に有用である。
請求項(抜粋):
(a)それぞれ配列番号5、6および7に記載されるVHCDR1、VHCDR2およびVHCDR3のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、ならびにそれぞれ配列番号9、11、12、またはそれぞれ配列番号10、11、12に記載されるVLCDR1、VLCDR2およびVLCDR3のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含み、ヒトFZD10に結合する、単離された抗体またはその抗原結合断片、
(b)該重鎖可変領域がそれぞれ配列番号5、6および7に記載されるVHCDR1、VHCDR2およびVHCDR3のアミノ酸配列を含み、該軽鎖可変領域がそれぞれ配列番号9、11および12に記載されるVLCDR1、VLCDR2およびVLCDR3のアミノ酸配列を含む、(a)の単離された抗体またはその抗原結合断片、
(c)該軽鎖可変領域が配列番号3に記載されるアミノ酸配列を含む、(b)の単離された抗体またはその抗原結合断片、
(d)該重鎖可変領域が配列番号1に記載されるアミノ酸配列を含む、(b)の単離された抗体またはその抗原結合断片、
(e)該重鎖可変領域がそれぞれ配列番号5、6および7に記載されるVHCDR1、VHCDR2およびVHCDR3のアミノ酸配列を含み、該軽鎖可変領域がそれぞれ配列番号10、11および12に記載されるVLCDR1、VLCDR2およびVLCDR3のアミノ酸配列を含む、(a)の単離された抗体またはその抗原結合断片、
(f)該重鎖可変領域が配列番号1に記載されるアミノ酸配列を含む、(e)の単離された抗体またはその抗原結合断片、
(g)該軽鎖可変領域が配列番号4に記載されるアミノ酸配列を含む、(e)の単離された抗体またはその抗原結合断片、
(h)該抗体がヒト化されている、(a)の単離された抗体またはその抗原結合断片、
(i)該軽鎖可変ドメインが配列番号37に記載されるアミノ酸配列を含む、(h)の単離された抗体またはその抗原結合断片、
(j)配列番号39のアミノ酸配列に少なくとも95%の同一性を有するアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインをさらに含む、(i)の単離された抗体またはその抗原結合断片、
(k)配列番号39に記載されるアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインをさらに含む、(i)の単離された抗体またはその抗原結合断片、
(l)配列番号36に記載されるアミノ酸配列を含むヒトラムダ軽鎖定常領域をさらに含む、(k)の単離された抗体またはその抗原結合断片、
(m)配列番号34に記載されるアミノ酸配列を含むヒトIgG1定常領域をさらに含む、(l)の単離された抗体またはその抗原結合断片、ならびに
(n)該単離された抗体が配列番号29に記載されるアミノ酸配列を含む軽鎖および配列番号31に記載されるアミノ酸配列を含む重鎖を含む、(h)の単離された抗体またはその抗原結合断片
から選択される単離された抗FZD10抗体を含む組成物。
IPC (5件):
C07K 16/28
, A61K 39/395
, A61K 38/00
, A61P 35/04
, A61P 35/00
FI (6件):
C07K16/28
, A61K39/395 L
, A61K39/395 T
, A61K37/02
, A61P35/04
, A61P35/00
Fターム (29件):
4B024AA01
, 4B024BA45
, 4B024BA54
, 4B024CA02
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024FA04
, 4B064AG27
, 4B064CA10
, 4B064CA20
, 4B064CC24
, 4B064DA05
, 4C084AA02
, 4C084DA33
, 4C084MA02
, 4C084NA13
, 4C084NA14
, 4C084ZB26
, 4C085AA14
, 4C085AA25
, 4C085EE01
, 4C085EE03
, 4H045AA11
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045BA50
, 4H045DA76
, 4H045EA28
, 4H045FA74
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (3件)
-
Yakugaku Zasshi, 2007, 127(1), pp.81-89
-
JMB, 1992, 224, pp.487-499
-
Proc. Natl. Acad. Sci. U S A., 1992, 89(10), pp.4285-4289
審査官引用 (3件)
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Yakugaku Zasshi, 2007, 127(1), pp.81-89
-
JMB, 1992, 224, pp.487-499
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Proc. Natl. Acad. Sci. U S A., 1992, 89(10), pp.4285-4289
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