特許
J-GLOBAL ID:201403033067668694

WNT/B-カテニンシグナル伝達経路に関する遺伝子発現シグネチャーおよびその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  竹内 茂雄 ,  山本 修 ,  深澤 憲広 ,  武田 健志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-502697
公開番号(公開出願番号):特表2014-512177
出願日: 2012年04月02日
公開日(公表日): 2014年05月22日
要約:
本発明は、新規16種類のバイオマーカーのセット、その検出を提供するマイクロアレイ、および16種類の遺伝子またはその一部を含む発現シグネチャー、ならびに細胞試料または対象のWnt/β-カテニンシグナル伝達経路の調節状態の決定におけるその使用に関する。細胞試料または対象におけるWnt/β-カテニンシグナル伝達経路の調節状態は、これら遺伝子のうちの1つまたは複数の発現レベルに基づいてアッセイすることができる。試料中のこれらバイオマーカーの発現を利用して、試料のWnt/β-カテニン経路の調節解除状態を評価する;Wnt/β-カテニンシグナル伝達経路が調節解除されているかまたは調節されているかで細胞試料を分類する;ある薬剤が試料中のWntβ-カテニンシグナル伝達経路をモジュレートするか否かを決定する;Wnt/β-カテニンシグナル伝達経路をモジュレートする薬剤に対する対象の反応を予測する;治療を対象に割り当てる;およびWntβ-カテニン経路シグナル伝達を調節するように設計された治療の薬力学的効果を評価する、ことができる。本発明では、提供したバイオマーカーの発現を、好ましくは、SYBRグリーン法を使ったRT-PCRと解析されたデータから決定し、サポートベクターマシン法を使って対照試料と比較する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
CALM1、CCND1、CCND2、CHSY1、CXADR、CYP4V2、FAM44B、HSPA12A、LEF1、MTP18、MYC、NAV2、SKP2、PRMT6、MTSS1およびMT1Aまたはそれらのオルソログもしくは変異体からなる群より選択される、少なくとも5種類の遺伝子を増幅し、前記検出を提供する配列を含む、細胞試料または対象におけるWnt/β-カテニンシグナル伝達経路の調節状態を検出するための試料の増幅解析を実施するためのマイクロアレイ組成物。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12N15/00 F ,  C12Q1/68 A
Fターム (16件):
4B024AA11 ,  4B024AA12 ,  4B024CA09 ,  4B024CA20 ,  4B024HA12 ,  4B063QA07 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ53 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QR66 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QS39 ,  4B063QX02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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