特許
J-GLOBAL ID:201403033465475774

高炭素鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-177299
公開番号(公開出願番号):特開2014-034717
出願日: 2012年08月09日
公開日(公表日): 2014年02月24日
要約:
【課題】熱処理後のビッカース硬度で650以上を要求されるような高強度鋼板部品の素材に供され、熱処理前においては軟質で良好な成形性を備え、熱処理後においては硬度に比して優れた耐摩耗性を備えるとともに優れた靭性をも備える高炭素鋼板を提供する。【解決手段】C:0.50〜1.00%、Si:0.35%以下、Mn:0.60〜1.00%、P:0.015%以下、S:0.0030%以下、Cr:0.30〜0.60%、sol.Al:0.005〜0.080%、N:0.0050%以下を含有し、さらに、Ti:0.0010〜0.020%およびNb:0.0010〜0.030%からなる群から選択された1種または2種を含有し、残部Feおよび不純物からなり、さらに、Cr含有量およびMn含有量が(1)式:1.20≦(Mn/55)/(Cr/52)≦2.00を満足する化学組成を有する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.50〜1.00%、Si:0.35%以下、Mn:0.60〜1.00%、P:0.015%以下、S:0.0030%以下、Cr:0.30〜0.60%、sol.Al:0.005〜0.080%、N:0.0050%以下を含有し、さらに、Ti:0.0010〜0.020%およびNb:0.0010〜0.030%からなる群から選択された1種または2種を含有し、残部Feおよび不純物からなり、さらに、Cr含有量およびMn含有量が下記(1)式を満足する化学組成を有し、フェライトの平均結晶粒径が10.0μm以上であるとともに、球状化炭化物のうち粒径が1.0μm以上であるものの個数比率が50%以上であることを特徴とする高炭素鋼板。 1.20≦(Mn/55)/(Cr/52)≦2.00・・・・・・・(1) ただし、(1)式における符号MnおよびCrは、いずれも、鋼中における各元素の含有量(質量%)を示す。
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/28 ,  C22C 38/50
FI (3件):
C22C38/00 301U ,  C22C38/28 ,  C22C38/50
Fターム (26件):
4K037EA01 ,  4K037EA07 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EB05 ,  4K037FA03 ,  4K037FC04 ,  4K037FE01 ,  4K037FF02 ,  4K037FG03 ,  4K037FH03 ,  4K037FH05 ,  4K037FJ04 ,  4K037FM04 ,  4K037JA07

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