特許
J-GLOBAL ID:201403033934217366

眼科手術のためのレーザー伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 辻居 幸一 ,  熊倉 禎男 ,  弟子丸 健 ,  井野 砂里 ,  松下 満 ,  倉澤 伊知郎 ,  渡邊 誠
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-514913
公開番号(公開出願番号):特表2014-522284
出願日: 2012年06月08日
公開日(公表日): 2014年09月04日
要約:
眼科手術で使用するための光破断レーザー伝送システム及び方法。眼組織内に切開部を形成するために使用される<10000フェムト秒の範囲のパルスで伝送される光破断レーザーが、複合的に正確に配設されたレンズのから成る複雑なシステムを使用せずに光学収差を最小化する新規の手段により伝送される。この新規の手段は、集束レンズが、過度に複雑な収差補正設定を必要とせずに光破断レーザービームの入射に対して常に垂直な状態を保つようにする走査設計を含む。集束レンズは、周囲ビーム内で移動して、治療空間での2次元制御を容易にするように構成される。集束前にビームの発散を制御することにより、3D切開が可能になる。この有用なシステム及び方法は、患者に接触する必要性を伴わずに正確な治療を行い、標準的な手術用顕微鏡に一体化して手術効率及び病院のワークフローを向上させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
眼組織内に切開部を形成する方法であって、 フェムト秒レーザービームを軸方向に導くステップと、 前記ビーム内の経路にわたってレンズを移動させるステップと、 を含み、前記レンズの面は、前記軸方向に対して垂直を保ち、前記レンズは、前記レーザービームの入射部分を前記眼組織内のスポットに集束させ、前記スポットは、前記レンズの前記経路によって定められた2次元経路に沿って組織を光破断するサイズを有し、前記方法は、 前記レーザーのスポットの焦点深度を、前記眼組織内に3次元治療部位が形成されるように制御するステップをさらに含む、 ことを特徴とする方法。
IPC (1件):
A61F 9/008
FI (1件):
A61F9/00 511

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