特許
J-GLOBAL ID:201403034404720225

MASロータ用の輸送管路が組み込まれたNMR-MASプローブヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 別役 重尚 ,  村松 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-010508
公開番号(公開出願番号):特開2014-149291
出願日: 2014年01月23日
公開日(公表日): 2014年08月21日
要約:
【課題】プローブヘッドを開くことなくロータの交換が可能であり、且つプローブヘッドを磁石システム内の所定の位置にとどめることができるNMR-MASプローブヘッドを提供する。【解決手段】管の中にMASステータ7が配置されたNMR-MASプローブヘッドであって、MASステータ7は、MASロータ内の測定位置にある測定対象の物質を入れるベース軸受8および前軸受75を備え、前軸受75が開口を有し、この開口を、ベース軸受8と前軸受75の間の空間にMASロータを挿入するための閉鎖装置によって閉じることができる。管の内部においてMASステータ7まで延びる輸送管10が設けられており、この輸送管10の内部でMASロータが搬送されることを特徴とする。閉鎖装置は、MASステータ7における、ベース軸受8の中心と前軸受75が有する開口の中心とを通る軸を横切る移動を行うことによって開口を開閉することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
管(2)の中にマジック角回転(=MAS)ステータ(7;62)が配置された核磁気共鳴(=NMR)MASプローブヘッド(1;61)であって、前記MASステータ(7;62)が、細長く、実質的に円筒形のMASロータ(21a〜21c)内の測定位置に配置された測定対象の物質を入れるベース軸受(8;63)および前軸受(75;85;95)を備え、前記前軸受(75;85;95)が開口(76b;86b;96b)を有し、当該開口を、前記ベース軸受(8;63)と前記前軸受(75;85;95)の間の空間にMASロータ(21a〜21c)を挿入するための閉鎖装置(76a;86a;96a)によって閉じることができる、NMR-MASプローブヘッド(1;61)において、 前記管(2)の内部において前記MASステータ(7;62)まで延びる輸送管(10)が設けられており、当該輸送管(10)の内部でMASロータ(21a〜21c)が搬送され、 前記閉鎖装置(76a;86a)は、前記MASステータ(7;62)における、前記ベース軸受(8;63)の中心と前記前軸受(75;85)が有する前記開口(76b;86b)の中心とを通る軸(a)を横切る移動を行うことによって、試料導入時において前記開口(76b;86b)を開くことができ、測定時において前記開口(76b;86b)を閉じることができること を特徴とするNMR-MASプローブヘッド(1;61)。
IPC (3件):
G01R 33/34 ,  G01N 24/08 ,  G01R 33/32
FI (3件):
G01N24/04 520A ,  G01N24/08 510S ,  G01N24/04 510G

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