特許
J-GLOBAL ID:201403035804565292

車軸駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-005485
公開番号(公開出願番号):特開2014-136478
出願日: 2013年01月16日
公開日(公表日): 2014年07月28日
要約:
【課題】従来より、サイドクラッチとサイドブレーキとを備えた左右の車軸のうち、外側車軸の駆動と内側車軸のクラッチ切・ブレーキ入によって、作業機を急旋回させているが、多数のサイドブレーキが必要となってコスト高となる等の問題があった。【解決手段】サイドクラッチ89は、標準伝達経路85を通る標準段、低速伝達経路86を通る低速段、両経路に未接続の中立段間を切換える第一クラッチ51L・51Rと、該第一クラッチ51からの低速動力やサイドブレーキ78からの制動力の断接を切換える第二クラッチ52L・52Rとから構成し、第一クラッチ51L・51Rは、一側で標準伝達経路85と爪係合、他側で低速伝達経路86と摩擦係合するクラッチスライダ64・66を第一クラッチ軸47に備え、第二クラッチ52L・52Rは、単一のサイドブレーキ78を第二クラッチ軸48に備えてクラッチ入で左車軸29Lと接続する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
エンジンからのエンジン動力によって駆動する左右の車軸と、旋回内側の車軸へのエンジン動力を断接して直進走行と旋回走行を切り換えるサイドクラッチと、旋回内側の車軸を制動するサイドブレーキとを備えた車軸駆動装置において、 前記サイドクラッチは、前記エンジン動力を標準伝達経路で旋回外側の車軸に伝達する標準段、前記エンジン動力を低速伝達経路で前記標準段よりも低速に変速して旋回内側の車軸に伝達する低速段、及びいずれの伝達経路とも接続されない中立段の間で切り換え可能な第一クラッチと、前記低速伝達経路上で第一クラッチから旋回内側の車軸への低速動力の断接またはサイドブレーキからの制動力の断接をクラッチ入切で切り換え可能な第二クラッチとを、左右の車軸ごとに設けて構成すると共に、 前記第一クラッチでは、一側で前記標準伝達経路側のクラッチ部と噛み合い式に係合し、他側で前記低速伝達経路側のクラッチ部と摩擦式に係合するクラッチ作動体を第一クラッチ軸上に備え、 前記第二クラッチでは、単一の摩擦式の前記サイドブレーキを、左右の車軸に共通な第二クラッチ軸上に備え、該第二クラッチ軸を、前記第二クラッチのクラッチ入で旋回内側の車軸と接続可能に構成することにより、 前記旋回外側の車軸を標準駆動状態に設定する一方、前記旋回内側の車軸を動力切断状態、低速駆動状態、制動状態のうちのいずれかに設定して、各種旋回走行を可能としたことを特徴とする車軸駆動装置。
IPC (5件):
B62D 11/08 ,  A01D 69/06 ,  A01D 69/00 ,  A01D 69/10 ,  A01D 69/08
FI (5件):
B62D11/08 C ,  A01D69/06 ,  A01D69/00 303Z ,  A01D69/10 ,  A01D69/08
Fターム (26件):
2B076AA03 ,  2B076BA07 ,  2B076CC02 ,  2B076DA03 ,  2B076DB06 ,  2B076DB09 ,  3D052AA03 ,  3D052AA06 ,  3D052AA17 ,  3D052AA18 ,  3D052BB08 ,  3D052BB09 ,  3D052BB10 ,  3D052CC00 ,  3D052DD04 ,  3D052EE01 ,  3D052FF02 ,  3D052GG04 ,  3D052GG05 ,  3D052HH03 ,  3D052JJ12 ,  3D052JJ14 ,  3D052JJ20 ,  3D052JJ21 ,  3D052JJ23 ,  3D052JJ31

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