特許
J-GLOBAL ID:201403035842110860

炎症改善のための生体模倣エボジアルテカルパ果実抽出物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山崎 行造 ,  赤松 利昭 ,  尾首 亘聰 ,  奥谷 雅子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-154746
公開番号(公開出願番号):特開2012-232991
特許番号:特許第5467129号
出願日: 2012年07月10日
公開日(公表日): 2012年11月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】医薬組成物を調製する方法であって、 A.インドールキナゾリンアルカロイドを含む第1の成分を与える段階と、 B.ブチル化ヒドロキシトルエンを含む第2の成分を与える段階と、 C.ブチレングルコールを含む担体と溶媒とのうちの何れか一方又は両方を与える段階と、 D.第1の成分、第2の成分、及び前記担体と溶媒とのうちの何れか一方又は両方を用いて前記医薬組成物を調製する段階とを含み、 第1の成分におけるインドールアルカロイドの純度が50%以上であり、 前記医薬組成物が、次の(ア)から(カ)のいずれか一つに記載の医薬品組成物であり、前記(ア)から(カ)が、 (ア)哺乳類の皮膚炎を少なくとも部分的に回復に向わせるか、少なくとも部分的に抑制するかの何れか一方又は両方のために用いる医薬組成物であって、 a.少なくとも一つのインドールキナゾリンアルカロイドと、 b.ブチル化ヒドロキシトルエンと、 c.ブチレングリコール を含む医薬組成物、 (イ)(ア)の医薬組成物であって、 以下の(1)乃至(4)、即ち、 (1)前記医薬組成物における前記少なくとも一つのインドールキナゾリンアルカロイドの混合濃度は少なくとも0.02μg/mlであり、且つブチル化ヒドロキシトルエンの濃度は少なくとも0.01mg/mlであること、 (2)前記医薬組成物における前記aと前記bとの乾燥重量の合計は、前記医薬組成物における全固形物の重量の少なくとも10%であること、 (3)550ナノメートルにおける前記医薬組成物の光吸収率を270ナノメートルにおけるその光吸収率で除した商は、0.01以下であること、及び (4)450ナノメートルにおける前記医薬組成物の光吸収率を400ナノメートルにおけるその光吸収率で除した商は、0.1以下であること、 のうちの少なくとも一つを備える医薬組成物、 (ウ)(イ)に記載の医薬組成物において、前記医薬組成物における前記aと前記bとの乾燥重量の合計は、前記医薬組成物における全固形物の重量の少なくとも90%である医薬組成物、 (エ)(イ)に記載の医薬組成物において、前記医薬組成物における前記bの乾燥重量の合計は、前記医薬組成物における全固形物の重量の少なくとも50%である医薬組成物、 (オ)(ア)又は(イ)に記載の医薬組成物は、以下の(5)乃至(13)、即ち、 (5)前記少なくとも一つのインドールキナゾリンアルカロイドの混合濃度が約400乃至600μg/mlである医薬組成物であること、 (6)前記少なくとも一つのインドールキナゾリンアルカロイドがルテカルピン、エボジアミン、デヒドロエボジアミン及びそれらの塩類からなるグループから個々に選択されるように設けられた医薬組成物であること、 (7)エボジンを更に含む医薬組成物であること、 (8)プロスタグランジンの生成を抑制する少なくとも一つの薬剤を更に含む医薬組成物であること、 (9)プロスタグランジンの生成を刺激する潜在性を有する少なくとも一つの薬剤を更に含む医薬組成物であること、 (10)前記少なくとも一つのインドールキナゾリンアルカロイドの混合濃度は、炎症を少なくとも部分的に回復させるか、少なくとも部分的に抑制するかの何れか一方又は両方に有効である医薬組成物であること、 (11)エマルジョンの形態である医薬組成物であること、 (12)哺乳類の皮膚へ塗布するのに適する医薬組成物であること、及び (13)ヒトの皮膚へ塗布するのに適する医薬組成物であること、 のうちの少なくとも一つである医薬組成物、 (カ)(ア)又は(イ)に記載の医薬組成物は、以下の(14)、(15)及び(16)、即ち、 (14)ブチル化ヒドロキシトルエンの濃度が少なくとも0.05mg/mlである医薬組成物であること、 (15)ブチル化ヒドロキシトルエンの濃度が4乃至6mg/mlであり、前記医薬組成物における前記少なくとも一つのインドールキナゾリンアルカロイドの混合濃度が約400乃至600μg/mlである医薬組成物であること、及び (16)前記少なくとも一つのインドールキナゾリンアルカロイド及び前記ブチル化ヒドロキシトルエンの混合濃度は、炎症を少なくとも部分的に回復させるか、少なくとも部分的に抑制するかの何れか一方又は両方に有効である医薬組成物であること、 のうちの少なくとも一つである医薬組成物、 である、前記方法。
IPC (6件):
A61K 31/519 ( 200 6.01) ,  A61K 31/4427 ( 200 6.01) ,  A61K 47/10 ( 200 6.01) ,  A61K 36/75 ( 200 6.01) ,  A61P 17/00 ( 200 6.01) ,  A61P 29/00 ( 200 6.01)
FI (6件):
A61K 31/519 ,  A61K 31/442 ,  A61K 47/10 ,  A61K 35/78 K ,  A61P 17/00 ,  A61P 29/00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第5117855号
審査官引用 (1件)
  • 特許第5117855号

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