特許
J-GLOBAL ID:201403035883157099

低温液化燃料の冷熱利用装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 誠真IP特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-258856
公開番号(公開出願番号):特開2014-104847
出願日: 2012年11月27日
公開日(公表日): 2014年06月09日
要約:
【課題】液化天然ガス等の低温液化燃料が保有する冷熱の利用効率を高めることで、低温液化燃料を燃料とする燃焼機関の熱効率を高め、かつ省エネを達成する。【解決手段】LNGタンク12に貯留されたLNGを、ブースタポンプ22及び冷熱回収熱交換器54を介し、LNGガスとして主燃焼機関10に供給する。冷熱回収熱交換器54で冷却された熱媒体を再液化装置28及び冷熱発電装置70に循環し、これらの冷熱源として利用する。水冷却熱交換器58で、冷熱発電装置70に供した後の熱媒体と冷却水閉回路60を循環する冷却水とを熱交換させ、冷却水を冷却する。空気冷却熱交換器62で、該冷却水により、過給機30を介して主燃焼機関10に供給される給気を冷却する冷熱発電装置70では、熱媒体を冷熱源とし、主燃焼機関10の排気を加熱源として冷熱発電を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
低温液化燃料を貯留する低温液化燃料タンクと、 低温液化燃料を気化させて得られる燃料ガスを燃料として動力を発生させる燃焼機関と、 該燃焼機関から排出される排気で駆動されるタービン部、及び該タービン部と連動し、圧縮空気を前記燃焼機関に送るコンプレッサ部からなる過給機と、 前記燃焼機関のシリンダ内に前記燃料ガスを供給する低温液化燃料供給系統に設けられ、前記低温液化燃料タンクから導入した前記低温液化燃料を昇圧させるブースタポンプと、 熱媒体閉回路を循環して流れる熱媒体と前記ブースタポンプで昇圧された高圧低温液化燃料とを熱交換させ、前記熱媒体を冷却する冷熱回収熱交換器と、 前記低温液化燃料タンクの気相部に接続されたボイルオフガス循環路に設けられ、前記冷熱回収熱交換器で冷却された熱媒体の冷熱を用い、前記ボイルオフガス循環路を循環して流れるボイルオフガスを再液化させる再液化部と、 前記再液化部でボイルオフガスの再液化に供された後の熱媒体が保有する冷熱、及び前記燃焼機関自体又は該燃焼機関から排出される排気が保有する熱を用いて冷熱発電を行う冷熱発電部と、 前記再液化部でボイルオフガスの再液化に供された後の熱媒体が保有する冷熱で、前記過給機のコンプレッサ部に導入される前記燃焼機関の給気又は該コンプレッサ部で加圧した後の該給気を冷却する給気冷却熱交換機構とを備えていることを特徴とする低温液化燃料の冷熱利用装置。
IPC (9件):
B63H 21/38 ,  F17C 13/00 ,  B63B 25/16 ,  B63H 21/14 ,  B63J 3/02 ,  F02M 21/02 ,  F02M 31/20 ,  F02M 35/10 ,  F02B 37/00
FI (13件):
B63H21/38 B ,  F17C13/00 302A ,  B63B25/16 Z ,  B63B25/16 D ,  B63H21/14 ,  B63J3/02 D ,  B63H21/38 A ,  F02M21/02 L ,  F02M21/02 P ,  F02M21/02 U ,  F02M31/20 A ,  F02M35/10 311C ,  F02B37/00 302Z
Fターム (18件):
3E172AA03 ,  3E172AA06 ,  3E172AB04 ,  3E172BA06 ,  3E172BB04 ,  3E172BB06 ,  3E172BB13 ,  3E172BB17 ,  3E172BD01 ,  3E172EB03 ,  3E172EB10 ,  3E172EB20 ,  3E172HA04 ,  3E172HA14 ,  3G005DA06 ,  3G005EA16 ,  3G005HA13 ,  3G005HA15

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