特許
J-GLOBAL ID:201403036279512529

塩排水の処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-152246
公開番号(公開出願番号):特開2014-015639
出願日: 2012年07月06日
公開日(公表日): 2014年01月30日
要約:
【課題】ガス田採掘における随伴水などの塩排水を、低コスト及び低環境負荷で、有効利用可能な物質に高収率、高効率で転換することが可能な塩排水の処理方法及び装置を提供する。【解決手段】塩化ナトリウムを含む塩排水から水分を分離することで塩排水を濃縮して高濃度塩排水を製造し、高濃度塩排水を、正極と負極がナトリウムイオンを透過する半透膜で仕切られた電解槽の正極側に投入して、電気分解により高濃度塩水中に水酸化ナトリウムを生成させ、この水酸化ナトリウムに、塩排水を排出するプラント又は塩排水の処理装置を作動する電気エネルギーを得るために設置されているガスタービン発電装置又はエンジン発電装置の排ガスを接触させることにより炭酸ナトリウム及び/または炭酸水素ナトリウムを含む水溶液を得て、この水溶液から炭酸ナトリウム及び/または炭酸水素ナトリウムを分離回収する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
塩化ナトリウムを含む塩排水から水分を分離することで塩排水を濃縮して高濃度塩排水を製造し、 正極と負極がナトリウムイオンを透過する半透膜でそれぞれ仕切られた複数の電解槽を備え、最上流段の電解槽の正極側に前記高濃度塩排水を投入して電気分解を行い、前記最上流段の電解槽の正極側排水を次段の電解槽の正極側に投入すると共に前記最上流段の電解槽の負極側排水を前記次段の電解槽の負極側に投入して電気分解を行い 前記複数の電解槽の最下流段の電解槽の負極側排水または負極側セルの水溶液に、塩排水を排出するプラント又は塩排水の処理装置を動作させる電気エネルギーを得るために設置されているガスタービン発電装置又はエンジン発電装置の排ガスを接触させることにより炭酸塩を含む水溶液を得て、 この水溶液から炭酸塩を分離回収することを特徴とする塩排水の処理方法。
IPC (4件):
C25B 1/46 ,  C01D 7/07 ,  C25B 15/08 ,  B01D 53/62
FI (4件):
C25B1/46 ,  C01D7/07 ,  C25B15/08 302 ,  B01D53/34 135Z
Fターム (24件):
4D002AA09 ,  4D002AC10 ,  4D002BA02 ,  4D002CA01 ,  4D002CA06 ,  4D002DA02 ,  4D002DA12 ,  4D002EA01 ,  4D002EA07 ,  4D002FA04 ,  4D002HA02 ,  4D002HA04 ,  4K021AA03 ,  4K021AB01 ,  4K021BA03 ,  4K021BC01 ,  4K021BC04 ,  4K021BC09 ,  4K021CA05 ,  4K021CA11 ,  4K021CA13 ,  4K021CA15 ,  4K021DB05 ,  4K021DB32

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