特許
J-GLOBAL ID:201403036620190080
成形性、破壊特性及び疲労特性に優れた熱延鋼板及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
柳瀬 睦肇
, 宇都宮 正明
, 渡部 温
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-174088
公開番号(公開出願番号):特開2014-031560
出願日: 2012年08月06日
公開日(公表日): 2014年02月20日
要約:
【課題】乗用車の軽量化に資するため、高強度であり、かつ穴広げ性に優れ、穴広げ性のばらつきが小さく、かつ破壊特性、疲労特性に優れた高強度熱延鋼板を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.01〜0.07%、Si:0.001〜2.0%、Mn:0.01〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜1.0%、N:0.02%以下、REM:0.0001〜0.02%、Ca:0.0001〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、式(1)を満足し、フェライト粒内に析出した最大長さが500nm以上のセメンタイトの密度が1mm2当たりに33000個以下であり、ミクロ組織がフェライト組織を主相とし、第二相のサイズが円相当径で5.5μm以下であり、延伸介在物の密度が所定以下に制御されている成形性、破壊特性及び疲労特性に優れた熱延鋼板である。{[S]/32-([Ca]/40+[REM]/140)}×32≦0.003・・・式(1)[S]、[Ca]、[REM]:各成分の質量%での含有量【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、
C :0.01〜0.07%、
Si :0.001〜2.0%、
Mn :0.01〜2.0%、
P :0.02%以下、
S :0.01%以下、
Al :0.005〜1.0%、
N :0.02%以下、
REM:0.0001〜0.02%、
Ca :0.0001〜0.01%
を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、
下記の式(1)を満足し、
ミクロ組織がフェライト組織からなる主相と、パーライト及びベイナイトの一方または双方の組織からなる第二相の混合組織であり、圧延方向の直線上に隣り合う他の介在物に対して50μm以下の間隔を空けて並んだ長径が3μm以上である介在物の集まりからなる圧延方向長さが30μm以上の介在物群と、圧延方向の直線上に隣り合う他の介在物に対して50μm超の間隔を空け、圧延方向長さが30μm以上である介在物との断面1mm2当たりの圧延方向長さの総和が0.38mm以下であり、第二相のサイズが円相当径で5.5μm以下であり、フェライト粒内に析出した最大長さが500nm以上のセメンタイトの密度が1mm2当たりに33000個以下であることを特徴とする成形性、破壊特性及び疲労特性に優れた熱延鋼板。
{[S]/32-([Ca]/40+[REM]/140)}×32≦0.003
・・・式(1)
[S]、[Ca]、[REM]:各成分の質量%での含有量
IPC (5件):
C22C 38/00
, C22C 38/06
, C22C 38/58
, C21D 9/46
, B21B 3/00
FI (5件):
C22C38/00 301A
, C22C38/06
, C22C38/58
, C21D9/46 T
, B21B3/00 A
Fターム (43件):
4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA09
, 4K037EA10
, 4K037EA11
, 4K037EA13
, 4K037EA14
, 4K037EA15
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA22
, 4K037EA23
, 4K037EA24
, 4K037EA25
, 4K037EA26
, 4K037EA27
, 4K037EA28
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EA33
, 4K037EA34
, 4K037EA35
, 4K037EA36
, 4K037EB06
, 4K037EB07
, 4K037EB09
, 4K037EB11
, 4K037EC04
, 4K037FA03
, 4K037FB00
, 4K037FB01
, 4K037FC03
, 4K037FC04
, 4K037FC07
, 4K037FD01
, 4K037FD02
, 4K037FD03
, 4K037FD04
, 4K037FE01
, 4K037FE02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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