特許
J-GLOBAL ID:201403036776514721

洋上風力発電施設の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小島 高城郎 ,  河合 典子 ,  南 俊宏
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-034971
公開番号(公開出願番号):特開2012-112239
特許番号:特許第5555272号
出願日: 2012年02月21日
公開日(公表日): 2012年06月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 運搬用甲板昇降式作業台船(33)と施工用甲板昇降式作業台船(31)とを用いて、ボトムタワー(43)、ミドルタワー(41)及びトップタワー(47)を備えた洋上風力発電施設を施工する施工方法であって、前記施工用甲板昇降式作業台船(31)は、トップタワー(47)を両側から保持可能なマスト保持装置(13,14)及び2本のブーム(9,10)を具備するツインブーム(11)と、前記ツインブーム(11)を支持しかつ旋回させるブーム旋回台(8)と、前記ブーム旋回台(8)を台船本体の長手方向に沿って移動させる第1の移動機構(4,5)と、前記ブーム旋回台(8)を台船本体の幅方向に沿って移動させる第2の移動機構(6)とを備えている、前記施工方法において、 (A)洋上風力発電施設の設置サイト地点にて、海面上方の第1の高さに固定した前記施工用甲板昇降式作業台船(31)を用いて、前記施工用甲板昇降式作業台船(31)の一方の長手方向側縁の近傍に基礎(62,63,64)を施工する工程と、 (B)ボトムタワー(43)、ミドルタワー(41)及びトップタワー(47)をそれぞれ起立状態にて積載した前記運搬用甲板昇降式作業台船(33)を、前記施工用甲板昇降式作業台船(31)の他方の長手方向側縁の近傍にて、双方の台船の長手方向が平行となりかつ前記第1の高さとなるように固定する工程と、 (C)前記運搬用甲板昇降式作業台船(33)に積載された前記ボトムタワー(43)及びミドルタワー(41)を、前記施工用甲板昇降式作業台船(31)の前記ツインブーム(11)及び前記ブーム旋回台(8)並びに前記第1の移動機構(4,5)又は前記第2の移動機構(6)を用いて前記基礎(62,63,64)の上に順次設置する工程と、 (D)前記ボトムタワー(43)及びミドルタワー(41)が設置された上に前記トップタワー(47)を設置する工程と、を有しており、 前記トップタワーを設置する工程が、 (D1)前記運搬用甲板昇降式作業台船(33)を、前記第1の高さから該第1の高さよりも高い第2の高さに上昇させる工程と、 (D2)前記運搬用甲板昇降式作業台船(33)に積載された前記トップタワー(47)を、前記施工用甲板昇降式作業台船(31)の前記他方の長手方向側縁にて前記マスト保持装置(13,14)を用いて保持するとともに前記ツインブーム(11)を用いて吊り上げる工程と、 (D3)前記施工用甲板昇降式作業台船(31)を、前記第1の高さから該第1の高さよりも高い第3の高さに上昇させる行程と、 (D4)前記トップタワー(47)を、前記施工用甲板昇降式作業台船(31)の前記ブーム旋回台(8)を用いて180度旋回させ、前記第1の移動機構(4,5)又は前記第2の移動機構(6)を用いて前記一方の長手方向側縁における前記基礎(62,63,64)に対向する位置まで移動させて、前記ミドルタワー(41)の上に設置する工程と、を有することを特徴とする 洋上風力発電施設の施工方法。
IPC (4件):
E02B 17/00 ( 200 6.01) ,  F03D 11/04 ( 200 6.01) ,  F03D 9/00 ( 200 6.01) ,  B63B 35/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
E02B 17/00 Z ,  F03D 11/04 A ,  F03D 9/00 G ,  B63B 35/00 C ,  B63B 35/00 P
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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