特許
J-GLOBAL ID:201403037094506626

誘導機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 北村 修一郎 ,  三宅 一郎 ,  伏木 和博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-167364
公開番号(公開出願番号):特開2014-027807
出願日: 2012年07月27日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】目標トルクが急増する場合にも高い応答性及び高い効率を有する誘導機制御装置を提供する。【解決手段】磁束指令値φd*を演算するトルク制御部12と、磁束指令値φd*に基づいて励磁電流指令値Id*を演算する励磁電流演算部13と、目標トルクT*及び磁束指令値φd*に基づいてトルク電流指令値Iq*を演算するトルク電流演算部14と、目標トルクT*が急増する可能性があるトルク急増予測状態であるか否かを判定するトルク急増予測部11とを備える。トルク制御部12は、トルク急増予測状態でない場合には、回転速度ωre及び目標トルクT*に基づいて演算された実磁束指令値φdr*を磁束指令値φd*とし、トルク急増予測状態である場合には、実磁束指令値φdr*よりも大きい予測磁束指令値φdp*を磁束指令値φd*とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
誘導機のステータに印加する誘導機電流により励磁されるロータの磁束の方向に沿った励磁電流成分と当該励磁電流成分に対して電気角で90度進んだ方向に沿ったトルク電流成分とに前記誘導機電流を分割して、各成分ごとに前記誘導機電流を制御して前記誘導機を駆動制御する誘導機制御装置であって、 前記誘導機の目標トルクの絶対値が予め規定された急増しきい値以上増加すると予測される事象であるトルク急増事象が発生する可能性がある場合に、トルク急増予測状態であると判定するトルク急増予測部と、 励磁される前記ロータの磁束の指令値である磁束指令値に基づいて、前記励磁電流成分の指令値である励磁電流指令値を演算する励磁電流演算部と、 前記目標トルク及び前記磁束指令値に基づいて、前記トルク電流成分の指令値であるトルク電流指令値を演算するトルク電流演算部と、 前記トルク急増予測状態でないと判定された場合には、前記誘導機の回転速度及び前記目標トルクに基づいて演算された実磁束指令値を前記磁束指令値とし、前記トルク急増予測状態であると判定された場合には、前記実磁束指令値よりも大きい予測磁束指令値を前記磁束指令値とするトルク制御部と、 を備える誘導機制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (2件):
H02P5/408 A ,  H02P5/408 H
Fターム (6件):
5H505AA16 ,  5H505DD03 ,  5H505DD05 ,  5H505EE41 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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