特許
J-GLOBAL ID:201403037240212087

誘導加熱コイル及びその製造方法並びにこれを用いた誘導加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  竹内 三喜夫 ,  中野 晴夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-233705
公開番号(公開出願番号):特開2014-086240
出願日: 2012年10月23日
公開日(公表日): 2014年05月12日
要約:
【課題】本願発明は、誘導加熱コイルからの鍋を加熱するための誘導加熱磁束φに励起された渦電流により生じる電流損失を低減することを目的とする。【解決手段】本願発明には、複数の導電層からなり、互いに絶縁層を介して積層された帯状巻線を渦巻き状に巻回してなる誘導加熱コイルに関し、各導電層は、電気的に並列に接続されて、帯状巻線の内側端子および外側端子を形成し、誘導加熱コイルは、高周波電流が供給されたとき、その周囲の半径方向に沿って、外側端子より内側端子に近いほど強い誘導加熱磁束φを形成し、帯状巻線は、内側端子および外側端子の間で所定回数巻回され、かつ、誘導加熱磁束φにより導電層全体に流れる渦電流による電流損失(W)が所定値以下となるように、内側端子から所定回数の1/3の回数を超えない回数だけ巻回される前に、導電層の半径方向の位置が反転するように巻回してなる。【選択図】図11
請求項(抜粋):
複数の導電層からなり、互いに絶縁層を介して積層された帯状巻線を渦巻き状に巻回してなる誘導加熱コイルにおいて、 前記各導電層は、電気的に並列に接続されて、前記帯状巻線の内側端子および外側端子を形成し、 前記誘導加熱コイルは、高周波電流が供給されたとき、その周囲の半径方向に沿って、前記外側端子より前記内側端子に近いほど強い誘導加熱磁束(φ)を形成し、 前記帯状巻線は、前記内側端子および前記外側端子の間で所定回数(N)巻回され、かつ、誘導加熱磁束(φ)により前記導電層全体に流れる渦電流(Ied)による電流損失(W)が所定値以下となるように、前記内側端子から所定回数(N)の1/3の回数(N/3)を超えない回数だけ巻回される前に、前記導電層の半径方向の位置が反転するように巻回してなることを特徴とする誘導加熱コイル。
IPC (2件):
H05B 6/36 ,  H05B 6/12
FI (2件):
H05B6/36 C ,  H05B6/12 308
Fターム (13件):
3K051AA08 ,  3K051AC07 ,  3K051AC10 ,  3K051AD03 ,  3K051AD07 ,  3K051CD43 ,  3K059AA08 ,  3K059AC07 ,  3K059AC10 ,  3K059AD03 ,  3K059AD07 ,  3K059CD53 ,  3K059CD79

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