特許
J-GLOBAL ID:201403037708780584

レーダデータ処理装置、レーダデータ処理方法およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 木村 満 ,  八島 耕司 ,  美恵 英樹 ,  山口 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-071381
公開番号(公開出願番号):特開2014-194398
出願日: 2013年03月29日
公開日(公表日): 2014年10月09日
要約:
【課題】観測対象のドップラー速度を正確に測定する。【解決手段】仮説作成部108は、既存の仮説に基づいて新たな仮説を作成する。仮説は、複数のピーク軌跡から構成され、新たなピーク軌跡は、既存のピーク軌跡に今回の観測値または予測値を時系列に連結することによって得られる。予測値は、予め定めた変化モデルを既存のピーク軌跡に適用することによって算出される。仮説評価部109は、予測値と観測値とに基づいて変化モデルの尤度を算出し、仮説を構成するピーク軌跡に適用される変化モデルの尤度に基づいて、仮説の信頼度である仮説信頼度を算出し、最も良好な仮説である最良仮説を選択する。1次散乱推定部110は、最良仮説に含まれるピーク軌跡の中から、このピーク軌跡の諸元に基づいてブラッグ散乱の1次散乱に対応するピーク軌跡を決定し、観測対象のドップラー速度を算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
観測点毎のドップラースペクトルを示すデータを取得し、前記ドップラースペクトルにおけるピークに対応する周波数である観測値を含むピーク情報を抽出するピーク情報抽出部と、 過去の観測時のピークを時系列に連結したピーク軌跡に予め定めた変化モデルを適用することによって予測されるピーク位置である予測値と、前記観測値との相関関係の有無を判定する相関判定部と、 前記ピーク軌跡の組み合わせにより作成される仮説を示す仮説情報を記憶している仮説メモリと、 前記仮説情報が示す仮説に含まれるピーク軌跡に今回の観測値または予測値を時系列に連結することによって得られるピーク軌跡の矛盾しない組み合わせを含み、かつ、前記相関判定部により相関があると判定された前記予測値と相関があると判定された前記観測値を当該予測値に対応する前記ピーク軌跡に時系列に連結したピーク軌跡を含む仮説を作成する仮説作成部と、 前記予測値と前記観測値とに基づいて前記変化モデルの尤度を算出し、前記仮説作成部により作成された仮説に含まれるピーク軌跡に適用される前記変化モデルの尤度に基づいて、前記仮説の信頼度である仮説信頼度を算出し、当該仮設信頼度が最も良好な値を示す最良仮説を選択する仮説評価部と、 前記最良仮説に含まれるピーク軌跡の中から、当該ピーク軌跡の諸元に基づいてブラッグ散乱の1次散乱に対応するピーク軌跡を決定し、観測対象のドップラー速度を算出する1次散乱推定部とを備える ことを特徴とするレーダデータ処理装置。
IPC (3件):
G01S 13/58 ,  G01S 7/292 ,  G01S 13/95
FI (3件):
G01S13/58 B ,  G01S7/292 A ,  G01S13/95
Fターム (9件):
5J070AC06 ,  5J070AE07 ,  5J070AH04 ,  5J070AH31 ,  5J070AH34 ,  5J070AH35 ,  5J070AK22 ,  5J070BA01 ,  5J070BB05

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