特許
J-GLOBAL ID:201403038404976942

車両用サイドエアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-060915
公開番号(公開出願番号):特開2014-184852
出願日: 2013年03月22日
公開日(公表日): 2014年10月02日
要約:
【課題】着座乗員の腰部を拘束する下バッグ部からの荷重によって、着座乗員の腹部への負荷が増加することを防止又は抑制する。【解決手段】サイドエアバッグ装置10では、サイドエアバッグ20が、着座乗員Pの肩部Sから腹部Bまでを拘束する上バッグ部36と、着座乗員Pの腰部Lを拘束する下バッグ部38とに仕切られている。下バッグ部38は、上バッグ部36よりも内圧が高くなり、胸部C及び腹部Bよりも相対的に荷重耐性が高い腰部Lを効果的に拘束する。しかも、下バッグ部38の上下両端部間には、ストラップ24が架け渡されており、膨張展開状態における下バッグ部38の上下方向寸法が、ストラップ24によって予め設定された範囲内に規制される。これにより、側面衝突の衝撃によってサイドエアバッグ20が着座乗員Pとドアトリムとの間で圧縮される際に、高圧な下バッグ部38が不用意に腹部B側へ侵入することを防止又は抑制できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両用シートのシートバックにおける車両幅方向外側の側部に設けられ、車両の側面衝突が検知又は予知された場合に作動されてガスを発生させるインフレータと、 前記側部に設けられ、上下のバッグ部に仕切られると共に、下バッグ部の内圧が上バッグ部の内圧よりも高くなるように前記インフレータからのガスが前記各バッグ部内に分配されて膨張展開し、前記上バッグ部が着座乗員の肩部から腹部までを拘束し、前記下バッグ部が着座乗員の腰部を拘束するサイドエアバッグと、 前記下バッグ部の上下両端部間に架け渡され、膨張展開状態における前記下バッグ部の上下方向寸法を予め設定された範囲内に規制する規制部材と、 を備えた車両用サイドエアバッグ装置。
IPC (2件):
B60R 21/207 ,  B60R 21/233
FI (3件):
B60R21/207 ,  B60R21/233 ,  B60R21/231 300
Fターム (9件):
3D054AA02 ,  3D054AA03 ,  3D054AA07 ,  3D054AA21 ,  3D054CC04 ,  3D054CC11 ,  3D054CC34 ,  3D054DD02 ,  3D054FF16
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る