特許
J-GLOBAL ID:201403038466262350
スクロール型圧縮機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
千葉 剛宏
, 宮寺 利幸
, 大内 秀治
, 仲宗根 康晴
, 坂井 志郎
, 山野 明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-137861
公開番号(公開出願番号):特開2014-001690
出願日: 2012年06月19日
公開日(公表日): 2014年01月09日
要約:
【課題】スクロール型圧縮機において、簡素な構成で圧縮流体の容量を可変とすることができ、小型軽量化及び製造コストの削減を図る。【解決手段】スクロール型圧縮機10は、第1段付部48を有した固定側渦巻壁22を備える固定スクロール16と、該固定側渦巻壁22に噛み合わされ、第2段付部68を有した可動側渦巻壁52を有した可動スクロール18とを含み、前記固定スクロール16の固定側基板部20には、前記可動スクロール18の旋回時に、固定側渦巻壁22と可動側渦巻壁52との間に形成される環状且つ単一のガス圧縮室70と連通する第1及び第2バイパス孔38、40が形成される。そして、第1及び第2バイパス孔38、40は、冷媒等のガスが供給される吸入ポート15と連通し、前記ガス圧縮室70に対して選択的に前記ガスを供給する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ハウジングと、該ハウジング内に設けられる固定スクロールと、前記固定スクロールと噛み合わされる可動スクロールとを有し、前記固定スクロール及び可動スクロールの渦巻壁は中心部側で低く該中心部側とは反対側となる外端部側で高く形成され境界部位に段付部を有し、前記固定スクロール及び可動スクロールの基板部は、前記中心部側で高く前記外端部側で低く形成され境界部位に段差部を有し、前記段差部と前記段付部とを互いに係合させて旋回動作するスクロール型圧縮機において、
前記固定スクロール及び前記可動スクロールにおける一方のスクロールの渦巻壁外端部と他方のスクロールの渦巻壁とが当接する際に、最も外周側に形成される2つの圧縮室からなる第1の圧縮室と、
前記可動スクロールの旋回作用下に前記第1の圧縮室の容積が減少し、前記一方のスクロールの段付部と、他方のスクロールにおける段差部とが当接し始めることで形成される2つの圧縮室からなる第2の圧縮室と、
を有し、
前記第1の圧縮室から前記第2の圧縮室へ至る行程の途中において、冷媒の供給される吸入口と前記圧縮室とを連通させるバイパス通路を備え、前記バイパス通路は、2つの前記圧縮室のいずれか一方のみに連通することを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (1件):
FI (2件):
F04C18/02 311X
, F04C18/02 311U
Fターム (9件):
3H039AA02
, 3H039AA12
, 3H039BB07
, 3H039BB22
, 3H039CC03
, 3H039CC07
, 3H039CC08
, 3H039CC26
, 3H039CC40
引用特許: