特許
J-GLOBAL ID:201403038491253412

異常診断システム及び異常診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-227838
特許番号:特許第5530020号
出願日: 2013年11月01日
要約:
【要約】 【課題】機械設備の健康状態を精度よく予測する。 【解決手段】ヘルスマネージメントシステム(異常診断システム)1Aは、機械設備から多次元のセンサデータ及び環境データを取得する時系列データ取得部11と、時系列データを学習データとした統計的手法により、機械設備が正常状態から異常状態に向かう多次元ベクトルを算出する第1識別部133a及び第2識別部133bと、多次元ベクトルを用いて設備状態又は健康状態を予測する状態予測部23と、保守作業を行った時期の前後の期間において取得された時系列データについて、多次元ベクトルの始点位置が、所定の値以上変化するかどうかを検知する始点変化検知部31と、多次元ベクトルの始点位置の変化に寄与するセンサデータを抽出するセンサデータ抽出部21と、抽出したセンサデータを健康状態を示す指標として出力する出力部15とを備える。 【選択図】図25
請求項(抜粋):
【請求項1】 機械設備の異常を診断する異常診断システムであって、 前記機械設備に設置した複数のセンサからのセンサデータ、又は前記センサデータ及び前記機械設備の設置環境を表す環境データを、時系列データとして取得する時系列データ取得部と、 前記時系列データを学習データとした統計的手法により、前記機械設備が正常状態から異常状態に向かう多次元ベクトルを算出する多次元ベクトル算出部と、 前記多次元ベクトルを用いて前記機械設備の設備状態又は健康状態を推定する状態推定部と、 前記機械設備に対する保守作業を行った時期の前後の期間において、前記時系列データ取得部によって取得された時系列データについて、前記多次元ベクトル算出部によって算出された前記多次元ベクトルの始点位置が、所定の値以上変化するかどうかを検知する始点変化検知部と、 前記多次元ベクトルの始点位置の変化に寄与する前記センサデータを、前記時系列データから抽出するセンサデータ抽出部と、 前記抽出したセンサデータを前記機械設備の健康状態を示す指標として、表示又は外部に出力する出力部と、を備え、 前記時系列データに前記環境データが含まれる場合において、 前記環境データは、前記機械設備の運転状態を示すイベントデータ、前記機械設備の稼働時間を示す稼働データ、前記機械設備の負荷状態を示す負荷データ及び前記機械設備の保守作業の履歴を示す保守履歴データの内の、少なくとも1種のデータを含むことを特徴とする異常診断システム。
IPC (1件):
G05B 23/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
G05B 23/02 R
引用特許:
審査官引用 (1件)

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