特許
J-GLOBAL ID:201403039313607053

火炎溶融法でアルミナ粉末を焼結してサファイア結晶生産用アルミナブロック材料にする方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高田 守 ,  高橋 英樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-554789
特許番号:特許第5595607号
出願日: 2012年07月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 火炎溶融法でアルミナ粉末をサファイア結晶生産用アルミナブロック材料に焼結する方法であって、 1)まず、耐火材料からなる基礎棒を、溶鉱炉の下側に位置する昇降機構の横アーム上のチャックに固定し、そして基礎棒の頂部にアルミナターゲットインゴットを、アルミナターゲットインゴットと燃焼器の穴が同心になるように設置し、 2)アルミナ微粉原料をフィーダーのホッパーへ装入し、 3)多穴材料供給型水素・酸素燃焼器を給気装置と接続して点火した後、水素・酸素燃焼器を溶鉱炉の燃焼器の穴に設置すると同時に,水素ガス、酸素ガスの流量を、水素ガス、酸素ガスの多穴材料供給型水素・酸素燃焼器に入る流量が水素ガス260-340SLM、酸素ガス120-160SLM、キャリア酸素10-14SLMになるように増加させ、溶鉱炉の温度を上昇させ、 4)溶鉱炉内の温度が1000-1100度に上昇した時に、基礎棒を徐々に上へ移動し、溶鉱炉内へ進入させて、ターゲットインゴットの予熱を行い、 5)基礎棒がターゲットインゴットを水素・酸素燃焼器の火炎の高温部位まで上昇させた時、水素、酸素ガスの流量をそれぞれ水素ガス360-450SLM、酸素ガス165-200SLM、キャリア酸素15-20SLMに上昇させ、アルミナターゲットインゴットの温度が2020-2050度になって、ターゲットの表面がやや熔化した時、フィーダーを開けて、材料供給速度600-1500g/hで材料供給を開始し、 6)観測窓から、アルミナ微粉のターゲットインゴット上の堆積・焼結状况を観察し、ターゲット表面の温度を2020度以上に保持し、基礎棒を起動させてターゲットインゴットとともに下降速度30-80mm/hで徐々に下降させ、 7)火炎溶融過程において材料バランスと温度バランスとを制御し、即ち、ターゲット表面を常に多穴材料供給型水素・酸素燃焼器の高温部位(に位置させ、ターゲットインゴット上に高密度アルミナのインゴットを堆積・焼結させ、ターゲット表面の温度を2023度以上に保持して、高密度アルミナインゴット、すなわち、直径が約70-110mm、高さが1500mmであるアルミナ焼結インゴットを連続的に生産し、 8)堆積・焼結した高密度アルミナ焼結インゴットを、衝撃破砕により、サファイア単結晶に用いる要件を満たす、直径が5-40mm、密度が3.75-3.81g/cm3のアルミナブロック材料を得る、 ステップを含むことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C30B 29/20 ( 200 6.01) ,  C01F 7/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
C30B 29/20 ,  C01F 7/02 G
引用特許:
出願人引用 (8件)
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