特許
J-GLOBAL ID:201403040237377904

エピジェネティックドメインの安定性の全般的な損失を通して癌を検出する方法およびその組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (12件): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  渡邉 伸一 ,  大関 雅人 ,  五十嵐 義弘 ,  川本 和弥
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-510472
公開番号(公開出願番号):特表2014-519319
出願日: 2012年05月10日
公開日(公表日): 2014年08月14日
要約:
エピジェネティックドメインの安定性の全般的な損失を通して癌を検出する方法ならびにそれに有用な組成物が本明細書において提供される。本発明は、エピジェネティックドメインの安定性の全般的な損失が様々な癌の種類にわたる特性であることが決定された発見に基づく。癌のゲノムスケールの亜硫酸水素塩配列決定は、遺伝子発現において確率的可変性が付随する、CpGアイランドとショアの両方、ならびにゲノムの半分以上に影響を及ぼす低メチル化の大型(最大数メガベース)ブロックを伴う癌メチロームにおけるメチル化の安定性の意外な損失を明らかにした。
請求項(抜粋):
(a)対象からのサンプルにおける抗プロファイルを特定すること を含む、対象における癌を診断する方法であって、 前記特定することが、 (i)非癌性生体サンプルからの複数のゲノム核酸配列、および前記対象からの試験サンプルにおける対応する複数のゲノム核酸配列のメチル化状態を決定することと、 (ii)前記試験サンプルのメチル化状態における、前記非癌性サンプルの前記メチル化状態からの偏差を検出することと、 (iii)前記非癌性サンプルと比較して、前記試験サンプルにおけるメチル化の分散の増加を検出することと、 (iv)少なくとも25個の核酸が解析される統計解析を行うことによって、メチル化分散スコアを決定し、それによって前記対象における癌を診断することと を含む、方法。
IPC (3件):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68 ,  C12M 1/00
FI (5件):
C12N15/00 A ,  C12Q1/68 A ,  C12N15/00 F ,  C12Q1/68 Z ,  C12M1/00 A
Fターム (17件):
4B024AA12 ,  4B024CA01 ,  4B024HA08 ,  4B024HA12 ,  4B024HA19 ,  4B029AA07 ,  4B029AA23 ,  4B029BB20 ,  4B029CC03 ,  4B029FA12 ,  4B029GB01 ,  4B029GB06 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ42
引用文献:
審査官引用 (12件)
  • Nature genetics, (2009), Vol. 41, No. 2, p. 178-186
  • 医学のあゆみ, (2008), Vol. 225, No. 7, p. 559-564
  • 実験医学, (2011.02.01), Vol. 29, No. 2, p. 50-55
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