特許
J-GLOBAL ID:201403040428285996

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-227480
公開番号(公開出願番号):特開2014-080871
出願日: 2012年10月12日
公開日(公表日): 2014年05月08日
要約:
【課題】エンジン温度に適した始動実現。【解決手段】主ロック機構16は、下死点到達より遅いタイミングで吸気弁9を閉じる主ロック位相Pmにて主ロック部材160の主ロック孔162への嵌入により位相ロックする。副ロック機構17は、主ロック位相Pmより進角した副ロック位相Psに位相ロックする。ロック制御機構18は、上記嵌入を許容する位置L1と上記嵌入を解除する位置L2に移動する可動部材181、作動油圧力により可動部材181を位置L1側へ付勢する制御室188、可動部材181を位置L2側へ付勢する制御弾性部材185、開弁により制御室188からの作動油排出を許容し、閉弁により当該排出を規制する逆止弁186、設定温度Ts以上の温間停止状態での膨張により逆止弁186を閉弁させ、設定温度Ts未満の冷間停止状態での収縮により逆止弁186を開弁させる感温体189を有する。【選択図】図10
請求項(抜粋):
内燃機関の気筒(7)を開閉する吸気弁(9)のバルブタイミングを、作動液の圧力により調整するバルブタイミング調整装置において、 前記内燃機関のクランク軸と連動して回転するハウジングロータ(11)と、 前記内燃機関のカム軸(2)と連動して回転し、前記ハウジングロータ内において作動液の圧力を受けることにより、前記ハウジングロータに対する回転位相が変化するベーンロータ(14)と、 主ロック部材(160)及び主ロック孔(162)を有し、前記気筒内のピストン(8)が下死点に到達するよりも遅いタイミングにて前記吸気弁を閉じるための前記回転位相である主ロック位相(Pm)において、前記主ロック部材が前記主ロック孔へ嵌入することにより、前記回転位相をロックする主ロック手段(16)と、 副ロック部材(170)及び副ロック孔(172)を有し、前記主ロック位相よりも進角した前記回転位相である前記副ロック位相(Ps)において、前記副ロック部材が前記副ロック孔へ嵌入することにより、前記回転位相をロックする副ロック手段(17)と、 停止した前記内燃機関の前記主ロック位相において前記主ロック部材の状態を制御するロック制御手段(18,2018,3018)とを、備え、 前記ロック制御手段は、 前記主ロック位相において前記主ロック孔への前記主ロック部材の嵌入を許容する第一位置(L1)と、前記主ロック位相において前記主ロック孔への前記主ロック部材の嵌入を解除する第二位置(L2)とに、往復移動する可動部材(181)と、 導入される作動液の圧力を前記可動部材へ与えることにより、前記可動部材を前記第一位置側へ付勢する制御室(188)と、 前記可動部材を前記第二位置側へ付勢するように復原力を発生する制御弾性部材(185)と、 開弁することにより、前記内燃機関の停止に応じた前記制御室からの作動液の排出を許容する一方、閉弁することにより、当該排出を規制する逆止弁(186,2186)と、 停止した前記内燃機関の温度が設定温度(Ts)以上となる間の温間停止状態において膨張することにより、前記逆止弁を閉弁させる一方、停止した前記内燃機関の温度が設定温度未満となった後の冷間停止状態において収縮することにより、前記逆止弁を開弁させる感温体(189,2189)とを、有することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (2件):
F01L 1/356 ,  F01L 13/00
FI (2件):
F01L1/34 E ,  F01L13/00 301Y
Fターム (17件):
3G018AB02 ,  3G018AB16 ,  3G018BA09 ,  3G018BA29 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018DA20 ,  3G018DA57 ,  3G018DA70 ,  3G018DA74 ,  3G018EA17 ,  3G018EA21 ,  3G018EA33 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018FA16 ,  3G018GA11
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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