特許
J-GLOBAL ID:201403040681007781

通信システム、それに用いられる送信器と受信器、及び通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 板谷 康夫 ,  田口 勝美 ,  水田 愼一 ,  板谷 真之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-249378
公開番号(公開出願番号):特開2014-099701
出願日: 2012年11月13日
公開日(公表日): 2014年05月29日
要約:
【課題】通信システムにおいて、マルチパスフェージング環境下においても、低コストでかつ小規模の回路により同期を高精度に確立する。【解決手段】送信器は、データD1よりも伝送速度が低い低速ユニークワードU1、データD1と伝送速度が同じユニークワードU2及びデータD1を送信する。受信器は、受信信号の中から低速ユニークワードU1を検出し、その検出結果を基にユニークワードU2の存在範囲を予測する。受信器は、その予測範囲A1内の信号と既知のユニークワードU2との相関値を基にシンボル同期とフレーム同期とを確立する。マルチパスフェージングの影響を受け難い低速ユニークワードU1を基にユニークワードU2の存在範囲が予測されるので、ユニークワードU2の検出の正確さが増す。従って、その予測範囲A1内の信号を基に同期を確立しようとすることで同期確立精度を向上できる。また、同期確立精度の向上に必要な処理は簡単で済む。【選択図】図12
請求項(抜粋):
送信対象のデータよりも伝送速度が低い第1の同期用ビット列、前記データと伝送速度が同じ第2の同期用ビット列、及び前記データをフレーム化したベースバンド信号をアップコンバートしてRF信号に変換し、前記RF信号を無線送信する送信器と、 前記送信器により無線送信されたRF信号を受信し、前記RF信号をダウンコンバートしてベースバンド信号を抽出し、その抽出したベースバンド信号を、前記データの1シンボルを複数のタイミングでサンプリング可能な複数のサンプリングタイミングでサンプリングして検波し、その検波されたベースバンド信号中の前記第1の同期用ビット列を検出し、その検出結果に基づいて、前記ベースバンド信号中の前記第2の同期用ビット列が存在する範囲を予測し、その範囲内の前記ベースバンド信号と予め記憶している既知の前記第2の同期用ビット列との相関値に基づいてシンボル同期とフレーム同期とを確立する受信器とを備えることを特徴とする通信システム。
IPC (1件):
H04L 7/08
FI (1件):
H04L7/08 A
Fターム (7件):
5K047AA05 ,  5K047AA11 ,  5K047BB01 ,  5K047HH01 ,  5K047HH15 ,  5K047HH44 ,  5K047MM38
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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