特許
J-GLOBAL ID:201403041132827846

ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小川 啓輔 ,  稲垣 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-059903
公開番号(公開出願番号):特開2014-185669
出願日: 2013年03月22日
公開日(公表日): 2014年10月02日
要約:
【課題】最小限の部品の変更で、双方向型のブレーキ装置として利用することができる片方向型のブレーキ装置を提供する【解決手段】外輪10と、ブレーキカム20と、出力側回転部材30と、入力側回転部材(出力リング40)と、出力側回転部材と一体に回転するように出力側回転部材と係合した係合部(リング部82A)、および、ブレーキカムとの間で一方の回転方向に入力側回転部材に当接可能に配置された伝達部(回転力伝達アーム82C)を有する回転力伝達部材(フリクションリング82)とを備えたブレーキ装置3である。これにより、出力側回転部材30に回転トルクを与えると、一方の回転方向については、伝達部が入力側回転部材を介してブレーキカム20を回転させ、他方の回転方向については、第2当接部36Aがカム面23を押してブレーキ面21が外輪10の内周面11に押し付けられることでブレーキカムが回転しない。【選択図】図13
請求項(抜粋):
円筒状の内周面を有する外輪と、 前記外輪の径方向内側に周方向に複数並んで配置され、前記内周面に対向して当該内周面と接触可能なブレーキ面と前記径方向内側を向き前記内周面の中心軸からの距離が徐々に変化するカム面とを有するブレーキカムと、 前記各ブレーキカムの前記径方向内側に配置された出力側回転部材と、 前記各ブレーキカムと回転方向に係合する入力側回転部材と、 前記出力側回転部材と一体に回転するように前記出力側回転部材と係合した係合部と、前記ブレーキカムとの間で一方の回転方向に前記入力側回転部材に当接可能に配置された伝達部とを有する回転力伝達部材と、を備えたブレーキ装置であって、 前記出力側回転部材は、前記一方の回転方向に回転力を与えたときに前記カム面に当接可能な第1当接部と、他方の回転方向に回転力を与えたときに前記カム面に当接可能な第2当接部と有し、 前記ブレーキカムに前記入力側回転部材から回転トルクを与えると前記出力側回転部材が回転し、前記出力側回転部材に回転トルクを与えると、前記一方の回転方向については、前記伝達部が前記入力側回転部材を介して前記ブレーキカムを回転させ、前記他方の回転方向については、前記第2当接部が前記カム面を押して前記ブレーキ面が前記外輪の前記内周面に押し付けられることで前記ブレーキカムが回転しないように構成されたことを特徴とするブレーキ装置。
IPC (4件):
F16D 63/00 ,  B60N 2/44 ,  B60N 2/16 ,  A47C 3/20
FI (4件):
F16D63/00 R ,  B60N2/44 ,  B60N2/16 ,  A47C3/20
Fターム (10件):
3B087BA15 ,  3B087BB21 ,  3B087BC28 ,  3B087DE10 ,  3B091AB01 ,  3J058AB28 ,  3J058BA62 ,  3J058BA67 ,  3J058BA80 ,  3J058FA01

前のページに戻る