特許
J-GLOBAL ID:201403041219144176

乾留装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 光石 俊郎 ,  光石 春平 ,  田中 康幸 ,  松元 洋 ,  山田 哲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-093222
公開番号(公開出願番号):特開2014-214236
出願日: 2013年04月26日
公開日(公表日): 2014年11月17日
要約:
【課題】目的とする乾留割合で精度よく乾留できる乾留装置を提供する。【解決手段】低品位炭1を内部に流通させる内筒112と、低品位炭1を供給する供給フィーダ113と、低品位炭1を加熱する加熱手段と、生成した乾留炭2及び乾留ガス3を送出するシュータ116と、乾留ガス3に窒素ガス等の基準ガス4を加える基準ガス供給源115と、シュータ116からの乾留ガス3と基準ガス4との混合ガス中の二酸化炭素の濃度及び基準ガス4の濃度を計測するガス濃度計測装置131と、前記濃度、基準ガス4の供給流量、低品位炭1の供給重量に基づいて、二酸化炭素の発生量を算出し、予め入力されているマップから低品位炭1の乾留割合を求め、目的とする乾留割合となるように流量調整バルブ118aを制御する演算制御装置130とを備えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
固形状の有機物を内部に流通させる炉本体と、 前記炉本体の内部に前記有機物を供給する有機物供給手段と、 前記炉本体の内部の前記有機物を加熱する加熱手段と、 前記炉本体の内部で加熱されて乾留された固形状の乾留物及び乾留ガスを送出する送出手段と、 前記乾留ガスに不活性ガスからなる基準ガスを加える基準ガス供給手段と、 前記送出手段から送出された前記乾留ガスと前記基準ガスとの混合ガス中の、一酸化炭素、二酸化炭素、水素ガス、炭化水素ガス、H2Oのうちの少なくとも一つからなる検量ガスの濃度Cc及び上記基準ガスの濃度Csを計測するガス濃度計測手段と、 前記ガス濃度計測手段で計測された前記検量ガスの濃度Cc及び前記基準ガスの濃度Cs、並びに、前記基準ガス供給手段から加えている前記基準ガスの単位時間当たりの流量Fs及び前記有機物供給手段から前記炉本体の内部に供給している前記有機物の単位時間当たりの重量Woに基づいて、当該有機物の単位重量当たりからの前記検量ガスの発生量Fcを下記式(1)から算出し、予め入力されている、当該検量ガスの発生量Fcと当該有機物の単位重量当たりの乾留割合との関係マップから、当該有機物の単位重量当たりの乾留割合Dtを求め、当該乾留割合Dtが、目的とする乾留割合Drとなるように前記加熱手段を制御する演算制御手段と を備えていることを特徴とする乾留装置。 Fc={Fs(Cc/Cs)}/Wo (1)
IPC (2件):
C10B 47/30 ,  C10B 53/00
FI (2件):
C10B47/30 ,  C10B53/00 Z

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