特許
J-GLOBAL ID:201403041432157346

ソーワイヤ用鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 安田 敏雄 ,  安田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-191823
公開番号(公開出願番号):特開2014-047399
出願日: 2012年08月31日
公開日(公表日): 2014年03月17日
要約:
【課題】ソーワイヤ用鋼を製造することができるようにする。【解決手段】取鍋に施工する耐火物に関し、耐火物の粗骨材の質量割合は、原料の全量の40%以上60%以下、結晶径が100μm以下である粗骨材の体積割合は粗骨材の全体積の3%以下とする。結晶径が20〜60μmである微細骨材の体積割合は微細骨材の全体積の5%以下、結晶径が10μm以下である微細骨材の体積割合は微細骨材の全体積の40%以上とする。前精錬処理では、スラグ組成は、C/S=0.5〜1.2、Al2O3=5〜15質量%、MgO=2〜15質量%、スラグ原単位は5〜15kg/ton、攪拌量は65〜85kJ/ton、[sol.Al]を8ppm以下として鋼を溶製する。本精錬処理では、スラグ組成及びスラグ原単位を前精錬処理と同じ範囲内とし、攪拌量を40〜60kJ/tonとすると共に[sol.Al]を2ppm以下としてソーワイヤ鋼を溶製する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
取鍋にて溶鋼の精錬処理を行うことでソーワイヤ用鋼を製造するに際し、 前記精錬処理に使用する取鍋に施工する耐火物に関し、 当該耐火物の原料は、1mm以上のアルミナ粒子からなる粗骨材と、1mm未満のアルミナ粒子からなる微細骨材とを有しており、前記粗骨材に関し、その質量割合は、耐火物の原料の全量の40%以上60%以下とし、結晶径が100μm以下である粗骨材の体積割合は粗骨材の全体積の3%以下とし、前記微細骨材に関し、結晶径が20〜60μmである微細骨材の体積割合は微細骨材の全体積の5%以下とし、結晶径が10μm以下である微細骨材の体積割合は微細骨材の全体積の40%以上としており、 前記取鍋での精錬処理に関し、 ソーワイヤ用鋼を精錬する処理の1つ前に実施する精錬処理では、使用するスラグの組成を、C/S=0.5〜1.2、Al2O3=5〜15質量%、MgO=2〜15質量%とし、前記スラグの原単位を5〜15kg/tonとし、溶鋼の攪拌量を65〜85kJ/tonとすると共に、[sol.Al]を8ppm以下とし、 前記精錬処理後に、空鍋状態にて取鍋の側壁温度を800〜1000°Cの範囲で60〜90分間保持する温度管理を行った後、ソーワイヤ用鋼を精錬する処理を行うこととし、 ソーワイヤ用鋼を精錬する処理では、使用するスラグの組成を、C/S=0.5〜1.2、Al2O3=5〜15質量%、MgO=2〜15質量%とし、前記スラグの原単位を5〜15kg/tonとし、溶鋼の攪拌量を40〜60kJ/tonとすると共に、[sol.Al]を2ppm以下としており、 同一の取鍋において前記温度管理を行う比率を90%以上としていることを特徴とするソーワイヤ用鋼の製造方法。
IPC (2件):
C21C 7/00 ,  F27D 1/00
FI (3件):
C21C7/00 A ,  C21C7/00 Q ,  F27D1/00 N
Fターム (18件):
4K013AA07 ,  4K013BA14 ,  4K013CA01 ,  4K013CA11 ,  4K013CD01 ,  4K013CF13 ,  4K013CF19 ,  4K013DA05 ,  4K013DA08 ,  4K013DA13 ,  4K013DA14 ,  4K013FA02 ,  4K013FA05 ,  4K013FA06 ,  4K051AA06 ,  4K051AB03 ,  4K051AB05 ,  4K051BE00

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