特許
J-GLOBAL ID:201403041604026680

空気式折り畳み傘とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松下 昌弘
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-231972
特許番号:特許第5508593号
出願日: 2013年11月08日
要約:
【課題】小さく折り畳んで簡易に携帯でき使用時に頂部の空気導入栓材からエアーを吹き込んで傘形状を維持させ、実用的に使用できるようにする。 【解決手段】空気式折り畳み傘1は、傘部2と、空気室5及び複数本の骨部3は、少なくとも2枚の円形状又は多角形状の合成樹脂フィルムで形成され、前記空気室の頂部には空気導入栓材6を設けると共に、下部には把持部4を連通させて取り付け、所要の角度幅に亘って稜線形成線を溶着形成することによって各骨部が傾斜した稜線になり、全体として所要勾配の山形形状になるのであり、傘形状を安定した状態で維持させて実用的に使用できると共に、接着または溶着により前記各骨部と空気室とを形成するにあたり、骨部と空気室との連通部分及び骨部の傘部周辺に至る端部を円弧状に形成したことにより、空気導入による圧力の集中で接着または溶着部が剥がれたり破れたりすることが解消されるというものである。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 中央に位置する空気室と、当該空気室に連通し放射線状に延びる複数の骨部と把持部とを形成可能であり、不使用時には全体を折り畳んだ状態で携帯し、使用時に前記空気室と前記骨部と前記把持部とに空気を導入して傘形状にする空気式折り畳み傘であって、 前記空気室の一部を形成する略円形の第1の空気室形成部と、当該第1の空気室形成部の外周から等間隔に放射線状に延び前記骨部の一部を形成する複数の第1の骨部形成部と、隣接する前記第1の骨部形成部の間の各々に位置する複数の傘部とを有する第1のシートと、 前記空気室の一部を形成する略円形の第2の空気室形成部と、当該第2の空気室形成部の外周から等間隔に放射線状に延び前記骨部の一部を形成する複数の第2の骨部形成部とを有する第2のシートと、 前記第2の空気室形成部に連通する把持部と を有し、 前記複数の第1の骨部形成部の各々が、当該第1の骨部形成部に対応する前記第2の骨部形成部との間に空気導入時に前記骨部となる空間が形成されるように、当該第2の骨部形成部と接合しており、 前記第1の空気室形成部の外周付近の前記第1の骨部形成部が位置しない部分と、前記第2の空気室形成部の外周付近の前記第2の骨部形成部が位置しない部分とが、空気導入時に前記空気室を形成するように接合しており、 空気導入時に、前記第1の骨部形成部と前記第2の骨部形成部とによって形成される前記骨部が前記把持部側に向けて傾斜するように、前記複数の傘部の各々に放射線状の延びる稜線が形成されており、 前記稜線は、前記第1の骨部形成部とそれに対応する前記第2の骨部形成部との接合ラインに達していない 空気式折り畳み傘。
IPC (1件):
A45B 19/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
A45B 19/02

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