特許
J-GLOBAL ID:201403042221375785
プレス成形性に優れた熱延鋼板及びその製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 亀松 宏
, 小林 良博
, 吉井 一男
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012056856
公開番号(公開出願番号):WO2012-128206
出願日: 2012年03月16日
公開日(公表日): 2012年09月27日
要約:
伸びフランジ性の評価を従来の穴広げ性ではなく、実際の現象であるサイドベンド伸びで評価し、穴広げ性だけでなく伸びフランジ加工性を兼ね備えたプレス成形性に優れた熱延鋼板及びその製造方法を提供することを課題とする。 上記課題を解決するために、一定範囲のC、Si、Mnを含有する鋼の金属組織におけるフェライトの面積率が70%以上、ベイナイトの面積率が30%以下、マルテンサイト及び残留オーステナイトのいずれか一方または両方の面積率が2%以下であり、セメンタイト、介在物、並びに、マルテンサイト及び残留オーステナイトのいずれか一方または両方の各々の各平均間隔(Lθ、Li、LMA)、平均直径(Dθ、Di、DMA)、及び個数密度(nθ、ni、nMA)に関し、以下に示すボイド生成連結指標L(μm-1)が11.5(μm-1)以上であることを特徴とする鋼板であれば、良好な穴広げ性と伸びフランジ性を有することが確認された。
請求項(抜粋):
質量%で、
C :0.03%〜0.10%、
Si:0.5%〜1.5%、
Mn:0.5%〜2.0%、
を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、
不純物として
P :0.05%以下、
S :0.01%以下、
Al:0.30%以下、
N :0.01%以下に限定した鋼板であって、
前記鋼板の金属組織における、フェライトの面積率が70%以上、ベイナイトの面積率が30%以下、マルテンサイト及び残留オーステナイトのいずれか一方または両方の面積率が2%以下であり、
セメンタイト、介在物、並びに、マルテンサイト及び残留オーステナイトのいずれか一方または両方の各々の平均間隔、平均直径、及び個数密度に関し、式1で表わされるボイド生成連結指標Lが11.5以上であることを特徴とするプレス成形性に優れた熱延鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00
, C22C 38/06
, C22C 38/58
, C21D 9/46
FI (4件):
C22C38/00 301W
, C22C38/06
, C22C38/58
, C21D9/46 T
Fターム (32件):
4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA09
, 4K037EA11
, 4K037EA13
, 4K037EA15
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA28
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EA33
, 4K037EA36
, 4K037EB05
, 4K037EB07
, 4K037EB08
, 4K037EB09
, 4K037EB11
, 4K037FA02
, 4K037FA03
, 4K037FB10
, 4K037FC04
, 4K037FD04
, 4K037FD05
, 4K037FE01
, 4K037FE02
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