特許
J-GLOBAL ID:201403042424217280

連続鋳造鋳片の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 森 哲也 ,  小西 恵 ,  田中 秀▲てつ▼ ,  廣瀬 一 ,  宮坂 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-181919
公開番号(公開出願番号):特開2014-037000
出願日: 2012年08月20日
公開日(公表日): 2014年02月27日
要約:
【課題】連続鋳造における最終凝固位置、および最終凝固形状をより精度良く推定した結果に基づき鋳造条件を制御する。【解決手段】連続鋳造における上記鋳片の凝固状態を2次冷却の冷却条件に基づく熱流束を使用した熱伝達モデルによって推定する。温度計4で鋳片の引き抜き方向である鋳片長手方向の予め設定した計測位置で鋳片幅方向の温度分布を計測する。上記熱伝達モデルで推定した計測位置での推定温度と、上記温度分布計測手段で計測した鋳片幅方向の温度分布とが一致するように、上記熱流束の鋳片幅方向の熱流束分布を補正する。推定した最終凝固の形状に基づき、軽圧下帯における軽圧下量を初期設定の軽圧下量から変更することで、最短最終凝固位置と最長最終凝固位置との鋳造方向の差を基準範囲内に制御して鋳片の中心偏析を低減する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鋳片を軽圧下するための軽圧下帯が備えられた連続鋳造機の操業条件を用いて凝固状態を推定計算し、最終凝固位置および形状を予測しながら、鋳片の凝固完了位置を軽圧下帯の範囲内に制御して溶鋼を連続鋳造する連続鋳造鋳片の製造方法であって、 0.4mm/m〜1.3mm/mの範囲内で予め設定した初期設定の軽圧下量で鋳片の鋳造を開始し、 鋳片幅方向の表面温度分布を計測し、この計測された表面温度実測値と上記凝固状態推定計算結果の上記表面温度分布計測位置における表面温度推定値との誤差が最小となるように、鋳片断面温度分布の計算値を修正し再推定計算することにより、最終凝固位置および形状の予測精度を向上させて最終凝固の形状を予測し、 上記予測した最終凝固の形状に基づき、上記軽圧下帯における軽圧下量を、0.4mm/m〜1.3mm/mの範囲内で上記初期設定の軽圧下量から変更させることで、最短最終凝固位置と最長最終凝固位置との鋳造方向の差が予め設定している基準範囲内に制御することを特徴とする連続鋳造鋳片の製造方法。
IPC (4件):
B22D 11/20 ,  B22D 11/128 ,  B22D 11/16 ,  B22D 11/124
FI (6件):
B22D11/20 C ,  B22D11/128 350A ,  B22D11/16 104V ,  B22D11/16 104P ,  B22D11/124 L ,  B22D11/124 M
Fターム (9件):
4E004KA12 ,  4E004KA13 ,  4E004MC07 ,  4E004MC13 ,  4E004MC19 ,  4E004MC24 ,  4E004NB01 ,  4E004NC01 ,  4E004NC04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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