特許
J-GLOBAL ID:201403043347985208

永久磁石式同期モータの損失測定方法、及び永久磁石式同期モータの損失測定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-133924
公開番号(公開出願番号):特開2013-258848
出願日: 2012年06月13日
公開日(公表日): 2013年12月26日
要約:
【課題】 永久磁石式同期モータの機械損を簡便に且つ正確に測定できるようにする。【解決手段】 永久磁石140a〜140hが備わった状態の永久磁石式同期モータ100を用いて、減速法と同等の方法により、回転数n0における永久磁石式同期モータ100の擬機械損IMLを導出する。また、有限要素法による電磁場解析を行って、回転数n0における永久磁石式同期モータ100の引摺り損DLを導出する。そして、擬機械損IMLから引摺り損DLを減算して回転数n0における永久磁石式同期モータ100のステータコア110の鉄損Wを導出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
磁極となる複数の永久磁石と、前記複数の永久磁石からの磁束の磁路となるロータコアと、を備えたロータと、ステータコアと、前記ステータコアを励磁するための交流電流が流れるステータコイルと、を備えたステータと、を有する永久磁石方式同期モータの損失を測定する永久磁石式同期モータの損失測定方法であって、 前記永久磁石が備わった状態の前記永久磁石式同期モータのステータコアを励磁させると共に前記永久磁石式同期モータにトルクをかけて前記永久磁石式同期モータを所定の回転数n0を上回る回転数で回転させた後、前記永久磁石式同期モータを無励磁且つ無トルクの状態にするモータ駆動工程と、 前記永久磁石式同期モータが無励磁且つ無トルクの状態になった後に、前記永久磁石式同期モータの回転数が、前記所定の回転数n0に対して所定値だけ加えた回転数n1から、前記所定の回転数n0に対して前記所定値だけ減じた回転数n2に変化するまでの時間tと、前記ロータのはずみ車効果GD2と、前記回転数n1、n2と、に基づいて、前記所定の回転数n0における前記永久磁石方式同期モータの機械損を含む損失である擬機械損を導出する擬機械損導出工程と、 前記永久磁石式同期モータが無励磁の状態で前記所定の回転数n0で回転したときに前記永久磁石からの磁束が前記ステータコアに流れることにより発生する鉄損である引摺り損を、前記永久磁石式同期モータに対する数値解析により得られた前記ステータコアにおける磁束密度、又は、前記ステータコアに対する磁束の測定により得られた前記ステータコアにおける磁束密度に基づいて導出する引摺り損導出工程と、 前記擬機械損導出工程により導出された擬機械損から、前記引摺り損導出工程により導出された引摺り損を減算して、前記所定の回転数n0における前記永久磁石方式同期モータの機械損を導出する機械損導出工程と、を有することを特徴とする永久磁石式同期モータの損失測定方法。
IPC (2件):
H02K 11/00 ,  H02K 21/16
FI (2件):
H02K11/00 U ,  H02K21/16 M
Fターム (7件):
5H611AA01 ,  5H611AA05 ,  5H611BB01 ,  5H611BB06 ,  5H611QQ08 ,  5H621BB10 ,  5H621GA04

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