特許
J-GLOBAL ID:201403044087941380

シラン架橋電線の製造方法及びシラン架橋電線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉竹 英俊 ,  有田 貴弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-212206
公開番号(公開出願番号):特開2014-067594
出願日: 2012年09月26日
公開日(公表日): 2014年04月17日
要約:
【課題】被覆電線にブルーム現象を生じさせることなく、さらに、望ましくは、金属導体を被覆する絶縁層が金属導体と良好な密着力を確保可能な、シラン架橋電線の製造方法を得る。【解決手段】絶縁層3に対しシラン架橋処理を実行することにより、金属導体2及び絶縁層3からなるシラン架橋電線1を得る工程を備え、絶縁層3は、ベース樹脂にシラン基がグラフトされたシラン材、酸化防止剤、滑剤、及び難燃剤を含有した樹脂組成物からなり、上記シラン架橋処理は水または水蒸気の存在下で所定の架橋温度(60°C)で行う水架橋処理として行われ、上記滑剤として上記所定の架橋温度より15°C以上高い融点(79〜84°C)を有するエルカ酸モノアミドを使用している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(a)金属導体の外周に沿って絶縁層を被覆する工程と、 (b)前記絶縁層に対しシラン架橋処理を実行することにより、前記金属導体及びシラン架橋処理が施された前記絶縁層とからなるシラン架橋電線を得る工程とを備えた、 シラン架橋電線の製造方法であって、 前記絶縁層は、前記シラン架橋処理の前段階において、ベース樹脂にシラン基がグラフトされたシラン材、酸化防止剤、滑剤、及び難燃剤を含有した樹脂組成物からなり、 前記シラン架橋処理は水または水蒸気の存在下で所定の架橋温度で行う水架橋処理を含み、 前記滑剤は前記所定の架橋温度より15°C以上高い融点を有することを特徴とする、 シラン架橋電線の製造方法。
IPC (4件):
H01B 13/14 ,  C08L 101/02 ,  C08K 5/00 ,  H01B 7/02
FI (4件):
H01B13/14 A ,  C08L101/02 ,  C08K5/00 ,  H01B7/02 F
Fターム (11件):
4J002BB201 ,  4J002EP017 ,  4J002EP027 ,  4J002FD076 ,  4J002FD138 ,  4J002FD177 ,  4J002GQ01 ,  5G309RA06 ,  5G309RA12 ,  5G325GA17 ,  5G325GC05

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