特許
J-GLOBAL ID:201403044134089353

シェル型ニードル軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-083168
公開番号(公開出願番号):特開2014-206202
出願日: 2013年04月11日
公開日(公表日): 2014年10月30日
要約:
【課題】外輪2の軸方向両端部に内向鍔部5a、5bを形成した状態で、この外輪2の内径側に保持器3bを組み込む事ができ、しかも、各ニードル4の転動面と外側、内側各軌道面との接触部にフレッチングが発生する事の防止を図れる構造を実現する。【解決手段】前記保持器3bを、円周方向に並べた複数個の保持器素子14a、14bにより構成する。又、隣り合う2つの保持器素子14a、14bを1組として、これら各保持器素子14a、14bの円周方向に対向する端面同士を、円周方向に関する寸法を拡縮可能な弾性変形部15、15により連結して、連結保持器素子26、26を構成する。そして、これら各連結保持器素子26、26を、円周方向に関する相対変位を可能な状態に配置する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
金属板を曲げ形成する事で全体を円筒状とされ、軸方向両端縁部にそれぞれ径方向内方に折れ曲がった内向鍔部を有する外輪と、 円周方向に亙って複数個のポケットを有し、それぞれが部分円筒状である複数の保持器素子を円周方向に並べて配置する事により構成され、前記外輪の内側に回転自在に設けられた保持器と、 前記各ポケットの内側に転動自在に保持されて、それぞれの転動面の一部を前記外輪の内周面に当接させる複数本のニードルとを備えたシェル型ニードル軸受に於いて、 少なくとも2つの隣り合う保持器素子を1組とした複数の連結保持器素子を有し、これら各連結保持器素子を構成する保持器素子同士の円周方向に対向する端部を、円周方向に関する収縮が可能な弾性変形部により連結しており、 前記各連結保持器素子は、隣り合うこれら各連結保持器素子同士の対向する円周方向端面同士が連結される事なく、且つ、当該部分に円周方向に関する隙間を設けた状態で配置されており、 前記各弾性変形部が円周方向に収縮していない状態での前記保持器の外径が前記外輪の両内向鍔部の内径よりも大きく、前記各弾性変形部が円周方向に収縮した状態での前記保持器の外径が前記外輪の両内向鍔部の内径以下である事を特徴とするシェル型ニードル軸受。
IPC (3件):
F16C 33/51 ,  F16C 33/48 ,  F16C 19/46
FI (3件):
F16C33/51 ,  F16C33/48 ,  F16C19/46
Fターム (23件):
3J701AA14 ,  3J701AA32 ,  3J701AA42 ,  3J701AA52 ,  3J701AA62 ,  3J701AA72 ,  3J701BA21 ,  3J701BA22 ,  3J701BA34 ,  3J701BA45 ,  3J701BA49 ,  3J701DA02 ,  3J701DA09 ,  3J701EA02 ,  3J701EA03 ,  3J701EA31 ,  3J701EA36 ,  3J701EA37 ,  3J701EA76 ,  3J701FA35 ,  3J701GA11 ,  3J701XB03 ,  3J701XB12

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